閉じる

  •  
 
 

閉じる

 
 

ホーム > 地域振興局・支庁 > 大隅地域振興局 > 産業・労働 > 農業 > 普及情報 > 令和2年12月の現地農業情報(曽於地域)

更新日:2021年4月2日

ここから本文です。

令和2年12月の現地農業情報(曽於地域)

高速2段局所施肥機を用いたキャベツ栽培実証

センターでは,冬作キャベツの肥料削減を目的として「高速2段局所施肥機」について現地実証に取り組んでいます。9月定植作型ほ場で,畝の上段5cmと下段15cmの部分のみに施肥をする高速2段局所施肥区(追肥なし)と慣行区(基肥+追肥)を比較したところ,12月上旬時点で,高速2段局所施肥区が慣行区に比べ,約3週間早く収穫適期を迎え,品質も慣行区と同等の品質でした。慣行区の収穫調査終了後,総合的に評価を行い情報提供していく予定です。

JAそおいちご部会で,スマート農業研修会が開催される

JAそおいちご部会は12月4日,スマート農業研修会(環境モニタリング機器)を実施し,気温や二酸化炭素,土壌水分等が測定できる「はかる蔵」の活用について学びました。JAあおぞらでは,現在5戸が導入しており,二酸化炭素濃度が適正値を下回らないように日中に二酸化炭素を施用した結果,生産性向上が図られました。JAそお鹿児島においても,今後3戸が導入する予定で,モニタリングデータに基づいた栽培環境の適正化により生産性向上を目指していきます。

ピーマンスマート農業実証事業の令和2年度中間検討会が行われる!

JAそお鹿児島ピーマン部会は,ハウス内環境を最適化する「統合型環境制御による単収向上と省力化の両立」等を目的に,スマート農業実証事業に昨年度より取り組んでいます。12月18日の定例会では,栽培前,農業者毎に設定した施肥やかん水等の個別課題に対して,コンソーシアム内で取組状況を共有し,厳寒期に向けた栽培管理を相互検討しました。当センターは,今後も農業者の課題解決を目的とした経営改善支援に取り組んでいきます。

JAそお鹿児島花き部会,きくをくばる「きくばり運転啓発活動」を実施

JAそお鹿児島花き部会は12月10日,年末年始の交通事故防止運動開始と併せて,曽於警察署前を通過するドライバーに,スプレーギクの切花をプレゼントする「きくばり運転啓発活動」を実施しました。警察署前での停車指示に何事かと驚いた方々も,キクの花を受け取ると皆さん笑顔になりました。当センターでは今後も,花きPRや花育活動を含めたJA花き部会活動の支援をしていきます。

JAそお鹿児島花き部会,きくをくばる「きくばり運転啓発活動」を実施1JAそお鹿児島花き部会,きくをくばる「きくばり運転啓発活動」を実施2

一番茶生産に向け,茶耐凍性調査の実施

センターでは,11月~12月の強い冷え込みによる一番茶芽の芽つぶれを防ぐ秋冬期防霜対策として,茶冬芽の耐凍性調査を開始しました。耐凍性情報に関する農家の関心は高いですが,農業開発総合センター茶業部大隅分場が移転したことから,当センターが引き継いで実施し,今年度から結果をホームページに掲載しています。生産者がいつでも確認できることから評判も良いことから,今後も生産者のニーズに応える普及活動を展開していきます。

曽於地区農業青年茶部門研修を開催

12月15日,コロナの影響や茶業情勢が不透明なことから,曽於地区の茶業青年を対象として,農業経営をテーマに研修会を開催し,32名が参加しました。ライフプランの研修においては,自分の現状と将来を考えながら,営農・生活設計表を作成しました。意見交換会では,5~6人のグループで今年の振り返りや「販売先を増やすために有機栽培にチャレンジしたい」など個々の課題について,指導農業士からアドバイスを受けました。当センターは,今後も青年の課題解決に向けた支援を行っていきます。

曽於地区農業青年茶部門研修を開催

志布志市5戸が家族経営協定を締結

12月14日,志布志市役所で志布志市家族経営協定調印式が開催され,5家族が協定を締結しました。コロナ禍で短縮した形での開催となりましたが,後継者締結,夫婦締結の2組から家族で協力して経営向上に努めたい等と決意表明が行われました。志布志市では女性農業委員が農業者年金と共に家族経営協定を推進しており,締結希望者が増える見込みであるため,今後も関係機関が連携し支援していきます。

志布志市5戸が家族経営協定を締結

若手農業者が地域の子ども食堂を農産物で応援!

於地区農業青年クラブ連絡協議会は,12月8日(道の駅あすぱる大崎),15日(弥五郎伝説の里)の両日で,管内6つの子ども食堂に対して,クラブ員が生産した農産物の提供式を開催しました。当日は,農産物だけでなく,女性農業者集団(曽於市生活研究グループ等)の作成したレシピ集も提供しました。参加者からは,多くの感謝の言葉を頂きました。本協議会は,今後もコロナ禍でもできる地域貢献活動を模索し,積極的に取り組んでいきます。

若手農業者が地域の子ども食堂を農産物で応援!1若手農業者が地域の子ども食堂を農産物で応援!2

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部曽於畑地かんがい農業推進センター

電話番号:099-482-1735

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?