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更新日:2025年10月20日

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令和7年9月の現地農業情報(肝属地域)

肝付町の新規就農者を関係機関と巡回

8月20日,肝付町農業振興センターの卒業生や研修生8人を対象に,ピーマン・きゅうり・露地野菜の生産者を振興センター職員,役場,農協と共に巡回しました。経営状況や前作の成果を確認し,課題と今作に向けた対策等について意見交換し,病害虫防除や栽培管理,収量向上のポイントなど幅広く助言を行いました。今後も関係機関と連携を図りながら,技術指導や経営相談など多方面から新規就農者を支援します。

肝付町新規就農者巡回

青年農業者が県加工技術研究センターを視察

8月29日,KIMOTSUKIファーマーズクラブ施設園芸委員2人が,鹿児島県大隅加工技術研究センターの視察見学を行いました。委員は,同センターの視察研修は初めてであり,担当者から流通・加工技術についてさまざまな説明を受けました。未知の分野ということもあり,委員からは多くの質問がされ流通・加工分野の知見を増やすことができました。今後も,自己研鑽に励む青年農業者を支援します。

大隅加工技術研究センター視察

畜産青年農業者が県種雄牛について学ぶ

9月1日,県肉用牛改良研究所において,KIMOTUKIファーマーズクラブ畜産委員会が,次世代後継牛の検討と会員の資質向上を目的に研修会を行い,10人が参加しました。繋留種雄牛を見学し,各種雄牛について産子の成績や特徴と,今後の種雄牛の改良方向について説明を受けました。参加した青年は,種雄牛や母牛改良の理解を深め,自家での繁殖牛交配の候補を検討していました。今後も農政普及課では,畜産青年農業者の資質向上について支援します。

県種雄牛

辺塚だいだい出荷に向けた活動展開

辺塚だいだいの収穫・出荷シーズンを迎え,肝付町内之浦地区で9月10日には出荷協議会,同12日にはハサミ入れ式が相次いで開催されました。辺塚だいだいはGI認定を受けた地域限定の香酸柑橘で,今期は青果用7.5t,加工用50tもの前年を超える集荷計画を部会全体で確認し,収穫開始に先立って園地でのテープカットで目標達成を祈願しました。鳥獣被害に対する強みがあり,省力的柑橘品目としての期待も大きいことから,一層の産地振興の支援に努めます。

辺塚だいだいはさみ入れ式

新規女性就農者と女性農業経営士が交流を深める

9月11日,新規女性就農者と女性農業経営士の交流を深めることを目的に農村女性ファームレディ交流会を開催しました。今回の交流会では,曽於市で全国の獣医学部生等に対し実践的な畜産獣医学の教育・研究を行う南九州獣医拠点(SKLV)を訪れました。参加者はSKLVでの先進的な取組について学ぶとともに,参加者間で積極的に交流を深める様子が見受けられました。今後も農政普及課では女性農業者の支援を行います。

農村女性ファームレディ交流会

肝属地区茶業青年の会と曽於地区茶業青年の会交流会を実施

9月12日,肝属地区茶業青年の会は,曽於地区の茶業青年と交流会を行い,25人が参加しました。それぞれが製造する茶を持ち寄り,品質鑑定を実施し,お互いに意見を交わしました。また,「バイトアプリを活用した雇用対策」や「新規被覆資材の効果」の課題解決に向けた取組事例を発表し,充実した研修となりました。今後も,青年の活動を支援します。

茶業青年交流会

法人化研修会と農家経営個別相談を実施

9月17日,かごしま農業経営・就農支援センターの経営スペシャリストの川路卓朗税理士による経営研修会と3農家への経営に関する個別相談を実施しました。経営研修会には農家や関係機関8人が参加し,経営承継・節税・雇用の3視点でみた法人化のメリット・デメリットについて,詳細かつ分かりやすい資料を使った説明がありました。個別相談では3戸それぞれの経営承継や法人化等の相談に対する具体的なアドバイスがあり,3戸とも今後の取組の方向を明確にしました。

経営研修会

生産者と関係機関が畑かん営農について実演会で学ぶ

9月19日,肝属中部地域畑かん営農推進本部と園芸振興協議会肝属支部の共催で,畑かん営農省力化技術及び畑かん散水実演会が開催されました。当日は生産者,関係機関合わせて約30人の参加があり,マイクロスプリンクラーなどの散水器具や自動散水装置等の最新の機器等をごぼうほ場で実際に稼働させ,その性能や利用方法等について研修を行いました。今後も生産性の高い畑かん営農の実現に向け,受益者や関係機関等と情報を共有し,畑かん利用の一層の推進を支援します。

畑かん実演会

ピーマン・きゅうりの研究会員が環境制御技術を学ぶ

9月25日,東串良町会議室で,施設野菜環境制御技術研修会を開催し,4研究会組織の会員及び関係者約30人が参加しました。すでに環境制御技術を導入している生産者を対象として,講師を(株)ニッポーから招き,環境データ活用のための正確な機器の設置方法や,炭酸ガスの効果的な施用方法,生育調査の必要性と生育調整への活かし方等について学びました。参加者からも積極的に質問があり関心が高まっていました。今後は,コンサルを活用して現地検討するなど研究会活動を支援します。

環境制御技術研修会

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大隅地域振興局農林水産部農政普及課

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