ホーム > 産業・労働 > 雇用・労働 > 職業能力開発 > 宮之城高等技術専門校 > 専門校ニュース > 過去のニュース&トピックス > 過去のニュース&トピックス【H30年度・4月~7月上旬】
更新日:2020年6月8日
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7月6日に,家具部門の技能五輪鹿児島県大会及び2級技能検定試験が実施されました。
県大会は11月に沖縄で開催される第56回技能五輪全国大会に参加する県代表選手を選抜するものです。また,一定水準以上の成績を修めた人に技能証が交付され,2級技能士を受験する際に実技試験が免除されます。
室内造形科の訓練生と修了生のうち,全国大会への出場資格のある23歳以下の訓練生8名が全国大会出場をかけて競い合い,また,24歳以上の訓練生3名は2級技能検定実技試験を受験しました!
午前9時から試験がスタートし,作業の標準時間は5時間30分。訓練生は時間内に課題の完成に向けて真剣に取り組んでいました。試験は無事に終了し,後は全員合格を願うばかりです!訓練生の皆さん,お疲れ様でした!
W杯ロシア大会で日本が決勝トーナメント進出を決めた6月29日、開校70周年を迎えた本校では恒例の「鉋(かんな)薄削り大会」が開催されました。厳しい暑さの中、訓練生は熱中症に警戒しながらヒノキ材の表面を極限まで薄く削り、ミクロン単位の勝負を繰り広げました。競技は午前中に団体戦の予選、午後から団体戦決勝と個人戦が行われました。削る材料は予算と技量の都合で、「削ろう会」公式ルールの半分の長さとし、地元のヒノキ材を使用しました。
団体戦は、全科から11チーム(61名)がエントリーし、制限時間内のチームの平均記録で競いました。予選を勝ち抜いた4チームによる決勝戦では、1年生の選抜チームが前半から高記録を出し、2年生チームが終盤に追い上げたものの、あと一歩及ばず1年生チームが団体戦の優勝、準優勝を制するという番狂わせが起きました。個人戦では、日頃の訓練の成果を発揮しようと各自が薄さの限界に挑み、会場全体が熱気に包まれました。記録や順位が目まぐるしく入れ替わり、上位を1年生が占めるなど団体戦に続き健闘しましたが、制限時間ギリギリで2年生が意地を見せました。競技結果、競技風景は以下のとおりです。訓練生の皆さん、暑い中お疲れさまでした。
【競技結果】
【団体戦】 |
チーム名 |
決勝戦の平均記録 |
優勝 |
建築工学科1年Aチーム(5名) |
7.00ミクロン |
準優勝 |
室内造形科1年Aチーム(5名) |
8.20ミクロン |
3位 |
建築工学科2年Aチーム(6名) |
9.17ミクロン |
4位 |
建築工学科1年Bチーム(5名) |
11.00ミクロン |
【個人戦】 |
選手名 |
記録 |
経過時間 |
1位 |
前野豪志(建築工学科2年) |
5ミクロン |
25分00秒 |
2位 |
川上龍之介(室内造形科1年) |
6ミクロン |
06分49秒 |
3位 |
今塩屋壮紀(建築工学科1年) |
6ミクロン |
15分38秒 |
【競技風景】
その他の大会の様子は、『鹿児島県立高等技術専門校フェイスブック/開校記念2018アルバム(外部サイトへリンク)』をご覧ください!
6月15日(金曜日)霧島・姶良エリアを中心に住宅建設を手がける住宅メーカーによる会社説明が本校の視聴覚室において行われました。建築工学科2年生19名が熱心に担当者の説明に聞き入り,終了後には個別に質問をしている訓練生もいました。本校の修了生である飯田竜一さん(建築工学科4期生)からは,大工になるための心構えや助言をいただき,訓練生も決意を新たにしているようでした。社長をはじめ社員の皆様,貴重な時間を割いていただきありがとうございました。
現在,平成30年度修了予定者が就職活動中で,就職相談・支援員が求職情報の公開及び求人票の紹介を行っています。新たな人材の採用をお考えの企業がございましたら是非ご活用ください。
求人の申込みは『事業主の皆様へ(訓練生採用/求人申込)【随時受付】』をご覧ください。
6月某日の訓練の様子です。室内造形科1年生は木材を天然乾燥させるためのさん積みによる乾燥実習や,接ぎ手などを手加工によって製作する工作基本実習を行っています。室内造形科2年生はベンチ製作を行っており,背もたれの組立てを行っています。そして,いよいよ7月上旬に行われる技能五輪・技能検定2級に向けての練習も始まり,訓練生は訓練により一層真剣に取り組んでいました。
またこの日,1年生はアーク溶接特別教育も行っていました。
光・風・緑などの自然を活かした住まいづくりで、「ふだんを、いちばんの幸福に」をテーマに福岡・鹿児島で注文住宅を手掛けている会社の説明会が行われました。また、3月に完成したばかりの住宅と、現在、施工中の現場が地元のさつま町鶴田にあるということで、後日、改めて見学会が開催され、訓練生24名が参加しました。実際に住まわれているお宅で、自然や生活スタイルに触れることができ、訓練生たちは、改めて家づくりの魅力を感じているようでした。お忙しい中、対応していただきありがとうございました。
その他の見学会の様子は、『鹿児島県立高等技術専門校フェイスブック(外部サイトへリンク)』をご覧ください!
梅雨入りを前に、建築工学科1年生17名が毎年恒例の板削り試験に挑みました。6寸(180mm)幅で8分(24mm)の荒板を規定寸法に仕上げ、寸法精度や削り肌の仕上がりを競います。鉋(かんな)は大工道具の中でも極めて奥が深く、刃研ぎや仕込み、鉋台の調整にかなりの熟練を要する道具です。入校して1ヶ月余りが過ぎ、刃物研ぎや鉋の調整に明け暮れ、今年は腱鞘炎になった者も…。当日は、訓練の成果を発揮するため、体力の限界に挑むかのように2時間以上削り続ける耐久レースの様相を呈していました。試験後は達成感に満ちた表情で、互いの仕上りを見比べていました。1年生の皆さん、暑い中お疲れ様でした。
5月18日(金曜日)建築工学科2年生の12名が県内最大の新築住宅棟数を誇る住宅メーカーを訪問しました。本社において会社の概要や社員大工の育成方針などの説明を受けた後,建設中の現場とモデルハウスの見学をさせていただきました。建設中の現場では,高圧エアビス打ち機による石膏ボード張りを体験させていただき,訓練生にとってはビスの留付け間隔や押さえ加減などを身をもって感じる良い機会となったようです。今年4月に入社した昨年度の修了生である出水沢誠也さん,榎元雅洋さん,寺床颯人さん(建築工学科12期生)も同行していただき,訓練生は先輩から現場の生の声や雰囲気,専門校でやっておくべきことなどのアドバイスを受け,決意を新たにしているようでした!社員の皆様,貴重な時間を割いていただき,ありがとうございました。
4月27日、毎年恒例の健脚訓練でさつま町の史跡や名所を巡りました。訓練生は、さつま町の歴史や風土を肌で感じながら、互いの親睦を深めました。今回の健脚訓練で訪れた場所は、宮之城伝統工芸センター、宮之城歴史資料センター、宗功寺公園、かぐや姫の里ちくりん公園、北薩広域公園でした。大型連休(GW)を前に、思い出深い一日となりました!
健脚訓練の様子は、『鹿児島県立高等技術専門校フェイスブック/健脚訓練2018アルバム(外部サイトへリンク)』をご覧ください!
4月23日(月曜日)建築工学科2年生の10名が”自分の山の木で家を建てる”ことでも有名な住宅メーカーを訪問しました。モデルハウス及び建築中の現場を見学させていただきました。本校の修了生である下島良二さん(建築科普通課程22期生)からは,大工になるための心構えや助言をいただき,後輩たちは憧れの眼差しで先輩の話に聞き入っていました。こだわりの家づくりや現場の雰囲気を知ることができ,訓練生も決意を新たにしているようでした。社員の皆様,貴重な時間を割いていただき,ありがとうございました。
修了生から、4月14日(土曜日)にオープンハウスを開催しますとの知らせがあり、姶良市脇元と鹿児島市郡山町で物件を2棟見学しました。
住宅販売の形態には「モデルハウス」や「住宅展示場」がありますが、住むことを体感できるオープンハウスも人気です。立地の環境も含めて「体感」できるというのがオープンハウスの利点です。これからの“大工さん”には施工管理から営業まで、多能工としての能力が求められます。県内の住宅産業を担っている教え子達が、頼もしく思える一日でした!
先日(4月11日)、本校講堂において入校式が挙行されました。式では宮本校長が「本校の訓練生として自信と誇りを持って毎日の訓練に励み、社会の発展を支える立派な技能者、社会人になるよう期待します」と激励。入校生を代表して室内造形科新村勇征さん(川内商工高校出身)が「今日の感激と決意を忘れることなく、お互いに励ましあって、新しい技能の習得に努めます」と力強く誓いを述べました。33名の新入生はこれから始まる訓練生活への期待と将来への希望に胸を膨らませ、訓練生としての一歩を踏み出しました。
午後からは入寮説明会が開かれ、新たに16名が親元を離れ寮生活をスタートさせました。今年度の入寮生は35名です!敷地内には旬を先取りするタケノコが、新入生を待ち望んでいたかのように顔をのぞかせていました!
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