ホーム > 産業・労働 > 雇用・労働 > 職業能力開発 > 宮之城高等技術専門校 > 専門校ニュース > 過去のニュース&トピックス > 過去のニュース&トピックス【R3年度・7月初旬~9月初旬】
更新日:2021年9月15日
ここから本文です。
3週間の夏季休暇を終えて,第二過程がスタートしました!建築工学科2年生は,夏季休暇中に就職希望先でインターンシップを実施しました。真夏の建築現場で棟上げやリフォーム,内外装工事を体験した訓練生たちは,真っ黒に日焼けし,たくましくなって戻ってきました。今年は大工希望の訓練生13名を鹿児島県内の企業9社に受け入れていただき、そのほとんどが採用試験を兼ねていました。一足先に内定通知をいただいた訓練生は,ご満悦の様子です!
さて,今年のインターンシップは、大工職人の過酷な労働環境を体感するため,あえて厳しい暑さが続く時期にお願いしました。猛暑の現場でガテン系の職人さんにしごかれて,実践経験を積む必要性を感じたことでしょう!体力やコミュニケーション能力など,自分に足りない能力をしっかり見極め,残りの訓練で現場適応力を磨きましょう!!
その他の様子は,『鹿児島県立宮之城高等技術専門校フェイスブック(外部サイトへリンク)』をご覧ください!
8月3日(火)、恒例のオープンキャンパスを開催しました。夏休みを利用して、ものづくりの醍醐味を味わってもらうこの企画、毎年多くの参加をいただいております。昨年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりましたが、今年はオリンピックさながら、徹底した感染対策を講じての体験教室となりました。
当日は県内各地から多くの中・高生や保護者、一般(求職者)の方々にご参加いただきました。はじめに、各科の訓練内容や就職状況を説明し、その後、体験実習を実施しました。若者にものづくりの魅力を感じてもらうため、建築工学科ではプロ仕様の電動工具や治具を使い「県産材を活用した休息いす」を製作していただきました。室内造形科では木工機械を実際に操作し、材料の加工から組立、塗装まで、家具製作の一連の流れを体験し、「マガジンラック」を製作していただきました。熱中症に注意を呼びかけながらの体験となりましたが、参加された皆さんは、暑さや時間を忘れて、ものづくりに没頭していました。わずか3時間で2作品を完成させた参加者の表情は達成感に満ち溢れ、満足げに作品を持ち帰る姿が印象的でした。参加された皆さん、暑い中、お疲れさまでした!
その他の様子は,『鹿児島県立宮之城高等技術専門校フェイスブック(外部サイトへリンク)』をご覧ください!
7月30日(金曜日)、第一過程の終業日に訓練参観を実施しました。普段見る機会のない訓練の様子を一目見ようと、保護者や家族が訪れました。保護者の皆さんは、我が子が猛暑の中、一生懸命訓練に励んでいる姿に見入っているご様子でした。また、保護者会では第一過程の訓練の実施状況について報告し、その後、個別に三者面談を行いました。保護者の皆様、暑い中、ご参加いただきありがとうございました。
その他の様子は,『鹿児島県立宮之城高等技術専門校フェイスブック(外部サイトへリンク)』をご覧ください!
7月9日(金曜日)、家具職種の技能五輪鹿児島県大会が開催されました。この大会は、12月に東京都で開催される第59回技能五輪全国大会に出場する県代表選手を選抜するものです。今年の全国大会は令和4年10月に中国・上海で開催される国際大会への派遣選手選考会を兼ねています。当日は、出場資格のある23歳以下の訓練生8名が技を競い、熱戦が繰り広げられました。この大会で一定水準以上の成績を修めた者には技能証が交付され、2級技能士を受験する際に実技試験が免除されます。なお、24歳以上の訓練生5名は、同時に実施された家具2級技能検定試験に挑みました。
また、後日、家具1級技能検定受験者などを対象に2日間の試験対策講座を実施しました。本校では、修了後のフォローアップとして在職者訓練を実施し、修了生の資格取得を応援しています。訓練生の皆さん、暑い中お疲れさまでした!
その他の様子は,『鹿児島県立宮之城高等技術専門校フェイスブック(外部サイトへリンク)』をご覧ください!
7月2日(金)に恒例の開校記念行事「鉋(かんな)薄削り大会」を開催しました。この日に向けて連日特訓してきた訓練生は、ヒノキ材の表面を極限まで薄く削るミクロン単位の熱き戦いを繰り広げました。当日は気温も高く、競技会場は熱気に包まれ、訓練生はコロナ感染予防に加え、熱中症対策を講じながらの競技となりました。
競技は午前中に団体戦の予選、午後から団体戦決勝と個人戦が行われました。削る材料は予算と技量の都合で、「削ろう会」公式ルールの半分の長さとし、地元のヒノキ材を使用しました。団体戦は、全科から12チーム(55名)がエントリーし、制限時間内のチームの平均記録で競いました。
また、今年はルール改正があり、団体予選は同学年対決となるように各学年で2パートに分かれて予選を行い、各パート1位が決勝に進出することになりました。これにより1年生も決勝戦に上がれるチャンスが生まれる一方、2年生は予選で潰しあうとういう過酷なものに。さらに、競技時間は大幅に短縮され、鉋刃を抜いた状態から開始するという新ルールに!
さて、新ルールで行われた団体予選は、建築工学科2年生の2チームと室内造形科1年生の2チームが同学年対決を制し、団体決勝に進出。4チームによる決勝戦では,先輩が経験の差を見せつけ、建築工学科2年生Bチームが優勝。
午後から行われた個人戦では日頃の訓練の成果を発揮しようと各自が薄さの限界に挑み,会場全体が熱気に包まれました。記録や順位が目まぐるしく入れ替わる中,建築工学科2年生がミクロン対決を制しました。初めての大会となった1年生も,団体決勝や個人戦上位に名を連ねるなど大いに健闘しました。来年はさらにハイレベルな戦いを期待しています。
競技結果,競技風景は以下のとおりです。訓練生の皆さん、暑い中お疲れさまでした。
【競技結果】
【団体戦】 |
チーム名 |
決勝戦の平均記録 |
優勝 |
建築工学科2年Bチーム(5名) |
7.0ミクロン |
準優勝 |
建築工学科2年Aチーム(5名) |
10.6ミクロン |
3位 |
室内造形科1年Cチーム(5名) |
17.8ミクロン |
4位 |
室内造形科1年Aチーム(4名) |
40.3ミクロン |
【個人戦】 |
選手名 |
記録 |
経過時間 |
1位 |
宮下琉音(建築工学科2年) |
5.0ミクロン |
8分38秒 |
2位 |
八久保祐葵(建築工学科2年) |
7.0ミクロン |
15分42秒 |
3位 |
榮真之介(建築工学科2年) |
7.0ミクロン |
16分40秒 |
【競技風景】
その他の様子は,『鹿児島県立宮之城高等技術専門校フェイスブック/開校記念2021(外部サイトへリンク)』をご覧ください!
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください