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更新日:2025年11月6日

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令和7年10月の現地農業情報(曽於地域)

円滑な経営確立に向けて,就農準備・資金管理等研修会を開催

9月24日、大隅農産加工センターで「新規就農者のための就農準備・資金調達等研修会」を開催し志布志市農業公社の研修生や就農希望者、関係者ら29人が参加しました。講演を行った日本政策金融公庫の藤田講師は、就農準備で重要な点として「技術習得」「販路」「労働力」「先輩農家との繋がり」を挙げました。曽於畑かんセンターは収支計画と資金繰り等について解説、JAそお鹿児島は青年等就農資金の農協関与(C方式)について情報提供を行いました。円滑な就農に向け、計画的な就農準備の必要性について参加者の理解が深まりました。

志布志ピーマン新選果機稼働式及び出荷協議会開催

10月3日、JAそお鹿児島志布志選果場でピーマン選果場整備改修に伴う新選果機稼働式が開催されました。部会役員、関係機関、工事関係者111人が出席し安全祈願祭の神事後、稼働式が開催されました。選果場整備改修により選果日量は17tから30tに向上しました。10月15日には出荷協議会が開催され、生産者95人、関係機関40人が出席しました。令和7年度産はそお太ピーマン専門部会と統合し、生産者113人、栽培面積31.14haの県内一の生産部会となりました。曽於畑かんセンターでは、今後もIPMや環境制御技術を駆使し生産性向上を支援します。

いちご栽培での遮熱による高温対策

10月6日、志布志市有明町のいちごほ場にて、JAあおぞらいちご部会員を対象に、気候変動に対応した高温対策の展示と経過報告を行いました。育苗期、定植直後の高温回避のために、赤外線を反射する遮熱ネット資材(明涼ワリフ40)を活用しており,赤外線サーモグラフィーの結果から、遮熱ネット資材の使用によりいちごのクラウン・葉面の温度が低くなることが分かりました。曽於畑かんセンターでは、引き続き、生育や収量への影響を調査し、生産者へ高温対策の支援を行います。

OACクラブさつまいもプロジェクト

10月16日、大崎町の青年クラブ員12名で管理している畑で、かんしょ(みちしずく)の堀取りを行いました。今年もクラブ員と共に、5月2日に植付し、定期的に防除作業や草払い等の管理作業を行った結果、無事に収穫を迎えることができました。今年の収量は約2,700kg/10aで、前年と同等となりました。収穫したかんしょは焼酎用として出荷し、収益を研修や地域活動等のクラブ活動に活用する予定です。曽於畑かんセンターでは、今後も青年クラブ活動やプロジェクト活動の支援を行います。

令和7年産パッションフルーツの出荷実績と今後の支援

JAそお鹿児島の令和7年度産パッションフルーツの出荷実績は、出荷量50t(前年比131%)、販売金額81百万円(前年比125%)、平均単価1、591円(前年比100.1%)となりました。平均出荷量は10a当たり2,094kgで、前年より364kg増となりました。令和7年産栽培面積は2.43haで、高齢等の理由により令和8年産はやや減少する見込みですが、単収は増加しています。個別カウンセリングでは圃場毎の次年度対策を検討しており、関係機関と連携して技術、経営の両面から支援していきます。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部曽於畑地かんがい農業推進センター

電話番号:0994821736

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