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更新日:2021年1月22日

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農業農村整備現地トピックス(令和2年11月)

農業土木後輩へパイプラインの極意を現場で伝授北薩地域振興局

令和2年10月28日,北薩地域振興局農村整備課で発注している経営体育成基盤整備事業阿久根南部地区の水田パイプライン工事現場見学会を実施した。
現場見学会は,阿久根市と地元高校(県立鶴翔高校)からの要請を受け開催したもので,道路下に用水パイプを埋設する工事であり,実際に床堀をした断面に硬質塩化ビニール管を設置し埋戻・転圧をする一連の工程を見学した。これを間近で見た高校生からは,管路の仕組みやゴム輪,埋戻土(保護砂)の役割など教室で学んだことを実際に見られて勉強になったとの声が聞かれた。R2.11_北薩01

農業土木後輩が農村整備課の職場見学会に参加北薩地域振興局

令和2年11月4日,北薩地域振興局農村整備課にて,県立鶴翔高校2年生による職場見学会を実施した。これは,例年行われているインターンシップが本年度は新型コロナウィルス感染症の影響で中止されたことによる代替策であり,鶴翔高校からの要請があって開催したものである。
高校からは,どのような執務環境で1日仕事をしているのか見学したいとの要望であったため,農村整備課長から県の組織や農業土木技術職を紹介した後に,実際の仕事の様子を見学しながら,担当から1日の流れを説明をした。参加した生徒からは,想像よりも静かで緊張感を持って仕事をしている様子がうかがえた等の声が聞かれたほか,農業土木技術者として鹿児島県に勤務したいと,頼もしい声も聞かれた。

R2.11_北薩02-2R2.11_北薩02-1

地域歴史探訪バスツアーを南大隅町で開催大隅地域振興局

令和2年11月17日,南大隅町横別府において,肝属地域農業農村整備事業推進協議会が主催する地域歴史探訪バスツアーが開催された。対象は小学3・4年生で,神山小4年生の30名,佐多小3・4年生12名のほか,南大隅町教育振興課・建設課,協議会事務局の土地改良事業団体連合会,大隅地域振興局農村整備課が参加した。完成から昨年で120年を迎えた前田用水路を題材として取り上げ,2名の講師に現地での説明及び講演をしていただいた。用水路の歴史や,維持管理について説明を行い,地域の小学生に対し啓発普及につながったと思われる。R2.11_大隅

換地委員会の開催(第五曽於北部地区)曽於畑地かんがい農業推進センター

令和2年11月18日,畑地帯総合整備事業第五曽於北部地区北換地区の換地委員会が開催された。委員会では,前回の現地調査結果を基にした従前地の評価の説明や確認が行われ,換地委員からは,「減歩率は地区全体で行うか」などの質問が出された。現在,ほ場整備の外周測量を実施中であるが,来年度以降,区画整理,流末水路の測量設計を計画的に進め,事業効果の早期発現,円滑な事業推進に努めたい。R2.11_曽於

畑かん営農推進プロジェクトチーム会の開催大島支庁徳之島事務所

令和2年11月20日,天城町役場において町や県,JAなど農業関係機関が出席し,畑かん営農推進プロジェクトチーム会が開催された。本会は毎月開催され,次月の活動計画や当月までの取組状況の報告など,関係機関で情報共有を図っている。
完了間近の県営畑地かんがい実施地区も多数あり,地区完了に向けた受益面積確定が必要となることから,今後は毎月,町が各地区の同意(意向確認)進捗状況を報告し,情報共有を図ることとした。R2.11_徳之島01

徳之島高校生が畑かん効果等を学ぶ大島支庁徳之島事務所

令和2年11月25日,徳之島高校2年生6名が参加して畑かん営農講座が開催された。徳之島ダムとほ場整備工事現場における現地研修後,農業開発総合センター徳之島支場において畑かん事業や水利用営農効果等についての室内研修や散水施設(大型スプリンクラー)の実演などが行われた。
近い将来,徳之島農業の担い手に成長してくれることを期待し,今後も学校との連携を継続してきたい。R2.11_徳之島02

畑地かんがい散水実演会を開催大島支庁沖永良部事務所

令和2年11月4日と6日,和泊町と知名町の畑地帯総合整備事業実施地区において,畑地かんがい散水器具の散水実演会を開催し,受益農家など関係者約80人が参加した。実演会は,事業実施地区の施工同意取得推進と畑かん営農の普及・啓発を目的に,県沖永良部事務所農村整備課と農業普及課が企画した。
当日は,事業で導入する埋設式スプリンクラーなどの他,数種類の散水器具を用いて散水を行い,事業担当者からそれぞれの特徴や負担額などを説明した。続いて,営農担当者から給水栓の操作や散水器具のメンテナンス,ローテーションブロックについて説明し,地域の先駆的な水利用農家「畑かんマイスター」から効果的な水利用について講習があった。
参加した農家からは,散水器具の操作などへ質疑や要望が多数出され,畑かんへの関心の高さがうかがわれた。今後もこうした実演会を通じて畑かん施設の整備率向上と畑かん営農への理解促進を図りたい。R2.11_沖永良部

スマート農業に関する研修会開催農地整備課

令和2年11月10日に,薩摩川内市にて,水田における水位センサーを活用した水管理実証研修会を開催した。農業農村整備の分野においても今後,スマート農業の実装化が展開されていくことを見据え,県の農業土木職員を対象に,同市で先駆的に水田自動給水栓を実証導入している農業生産法人の協力を得て行ったものである。遠隔操作での給止水における利便性や機器毎の特徴等,実際に見て知ることで,農業農村整備への展開の可能性が広がっていくのではないかと期待する。
今後も先進事例などの情報収集や関係機関,農家等への情報周知を中心にスマート農業の推進を図っていく。R2,11_農地整備課

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