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更新日:2024年11月11日
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8月21日,鹿児島地域振興局管内で令和6年度キャリア実習生を対象とした現地研修を実施した。この実習では,就職活動を控えた大学3年生に,農業土木分野の業務について説明を行い,参加した2人の大学生と,技術的な話のほか,職場内の雰囲気など様々な意見交換を実施した。
今後もこのような機会で県農業土木職の魅力を外部の方々に広めていきたい。
農村整備課で実施中の畑地帯総合整備事業(担い手育成型)田尻地区では,農村生活環境整備の一環として,農作業準備休憩施設の建設を予定している。農作業準備休憩施設は,男女トイレやベンチ,テーブルの休憩施設が一体となった施設で,現在は農地から住宅まで遠いが,本施設が完成することで営農時間の短縮が見込まれる。
9月18日に工程会議を実施し,本年度は建築課委託により農作業準備休憩施設を建設中であり,地元代表,田尻地区の畑かんを受注した業者,建築と設備を受注した業者及び建設部土木建築課,農村整備課職員で,施設の外観の色味を地元代表と話し合って決定した。
なお,農作業準備休憩施設の正面は,バレイショの休耕植物としてひまわりが植えてあり,長島の空と海の青さ,ひまわりの黄色のコントラストがすばらしい眺望であった。
8月23日,国営曽於南部地区の伊崎田ファームポンドにおいて,草刈りなど愛護作業が実施された。この活動は曽於南部地区の各ファームポンドで毎年実施しており,早朝から受益農家,改良区及び市,県の35名が参加し,汗を流した。この活動は受益農家も参加し,農家が使用する畑かん施設として認識を深める良い機会となっている。
8月23日,伊仙町の馬根地区でふるさと探検隊を行った。小学生を含む地元住民17名が参加し,2コースに分かれ現地確認を行った後,とりまとめ及び発表を行った。
地元の良いところが再認識され非常に良かったとの意見もあり,有意義な探検隊となった。機会があれば他地区でも積極的に開催していきたい。
8月3日と4日の2日間,和泊町で「第64回港まつり」が開催された。3日は,笠石ドームで相撲大会,商店街では出店やパレード,役場ステージでは文化芸能発表会が行われた。チームNNは,畑かんをPRする神輿を担ぎパレードに参加した。
4日は午前中,沖永良部島漁協で海上競技(舟こぎ)が行われ,一般男子・一般女子・子どもの部に分かれ舟こぎを競い合い,各チーム協力し合ってゴールを目指した。チームNNも舟こぎに参加し,畑かんのPRを行った。これからも島のイベントを通じ,畑かんのPRに努めたい。
8月22と23日に鹿児島県立農業大学校研修館において,農村(むら)づくり活動のリーダーとなる人材育成のため,各地域振興局・支庁が選定した7組織13名(うち5組織は水土里サークル活動に参加)の塾生参加のもと,第1回かごしま農村創生塾を開催した。
第1回の塾では「一般社団法人持続可能な地域社会総合研究所」の藤山所長を講師として迎え,地域人口と農業就業者の人口分析及び地域人口の安定化に向けたシナリオを作成した。
参加した塾生からは,「農業の在り方や集落における取組について展望が開けた。」と農村(むら)づくりに対して前向きな意見を聞くことができた。
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