ホーム > 産業・労働 > 食・農業 > 農業農村整備 > 地域の話題(現場トピックス) > 農業農村整備現地トピックス(令和7年3月)
更新日:2025年9月10日
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3月3日,鹿児島市の松元ダムにおいて,鹿児島市松元土地改良区主催による水神祭が執り行われた。
当日は,改良区理事や水利組合員,県担当者が参加し,畑かん用水の豊水と取水作業の安全を祈念した。
神事の後には,茶の防霜スプリンクラーの一斉散水を行い,施設の適切な稼働を確認した。
「鹿児島茶」は令和6年産荒茶生産量で日本一を達成したところであり,松元地区の用水受益の約7割を占める茶の栽培において,今後も畑かんの有効利用が期待されている。
3月4日,伊唐アイランドセンターにおいて伊唐地区のワークショップが開催され,地域住民11名のほか,長島町職員2名,土地改良事業団体連合会(土改連)職員2名が参加した。
本ワークショップは,10月30日に行われた現地調査を受けて,地域の課題や問題点を話し合うものであり,土改連の地域支援対策事業を活用した取組である。
会では,提示したほ場整備のイメージ図に対して参加者から活発な意見が出された。
今後,地元の合意形成を図るために,地元代表者を中心に地域で話し合っていくこととしている。
3月14日,令和6年度土地改良施設ボランティア活動が鹿屋市串良総合支所主催で行われた。大隅地域振興局農村整備課,土地改良事業団体連合会及び建設業者併せて35名が参加し,山下排水路沿いの清掃を行った。
当日は,二班に分かれて除草伐採やゴミ拾い等を行い,建設業者は山下排水路沿いの下流側から重機等を使って伐採作業を行い,県と市,土改連は周辺のゴミ拾いを行った。
ゴミはそこまで落ちていない様子であったがゼロではないため,今後も地域の方や関係機関と連携し,土地改良施設を守っていきたい。
曽於北部地区の畑かん整備において,市や土地改良区など関係機関一体となったプロジェクトチーム会(PT会)を設け,事業推進に関する情報共有や課題解決のための意見交換,畑かん啓発等の活動を行っている。
今年度は地区内の重点推進地域へ郵送で同意徴集を行った外,給水栓設置同意書原本とデータベースの照合により未設置箇所を整理し,GISによる見える化を図った。
また,畑かん啓発活動として市民祭の畑かんブース出店や畑かん施設の現場見学会を行った。
曽於北部地区の畑かん整備は現在佳境を迎えており,これからも整備率向上や水利用啓発など課題解決に向け,本PT会を中心に精力的に活動していきたい。
3月2日,地域住民の共同活動の活性化や農村環境の保全を図ることを目的に,宇検村長柄地区(佐念・長柄・部連・須古集落)で,「地域支援対策事業」を実施し,行政関係者を含む総勢約40名が参加した。今回のワークショップでは,グループごとに集落や周辺農地等の「良いところ」や「直したいところ」について,住民間で活発な議論が交わされた。今後は,話し合い結果をもとに地域の将来像について整理した『夢マップ』を作成して,夢の実現を目指していくこととしている。
3月6日,畑総荒木中央および中里地区の工事現場にて,第二回換地委員現場パトロールを実施した。約2ヶ月おきを目安に工事の進捗状況に応じて実施しており,今回は基盤整地が3割程度進んだ状況を確認していただいた。
当日は季節外れの寒波に小雨もパラつく中での実施となり,荒木中央地区終了後,中里地区は天候不良となりやむなく中断となってしまった。
次回は天気の良い日に入念なチェックをしてもらうよう委員の皆様にはお願いして解散となった。
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