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更新日:2025年9月10日
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7月12日,鹿児島市直木町で実施された令和7年度第1回ふれあい清掃inまつもとダムに参加した。
当日は,鹿児島地域振興局農村整備課職員3名が参加し,約120名が清掃作業に従事した。松元ダム周辺の草払いや,側溝の土砂上げなどを行った。参加者同士で協力し,きれいな状態にすることができた。
今回の作業を通じ,清掃だけでなく,多くの方々とも関わることができた。今後もこのような機会に積極的に参加し,地域との交流を図っていきたい。
7月8日,南さつま市の県立加世田常潤高等学校で高校生の平板測量競技会が開催され,県内から3校が集まり,作業の正確さや早さを競い合った。当日は,各地域振興局や本庁,土改連の職員が審判を行った。どの高校の生徒も,猛暑の中,真剣に取り組んでいた。今年は全国大会が実施されないため,優勝チームは全国大会に出場することはできなかったが,今回の経験を踏まえ,業界に興味を持ってもらいたい。
7月16日,農地中間管理機構関連農地整備事業でほ場整備実施中の荒川内地区において,薩摩川内市立東郷学園義務教育学校3年生39人や地区推進組合委員が参加し,水田の生きもの学習会を開催した。
水田に入ったことがない生徒がほとんどで,最初は恐る恐る水田に入っていたが,調査終盤はカエルなどの生きものを捕らえて,歓声をあげる場面も見られた。
捕獲終了後は,土改連職員による捕獲生物とふれあいながらの生態解説もあり,参加者に水田地帯における生き物の多様性に理解を深めてもらった。
今後も,荒川内地区生きもの学習会を継続していくと共に,本学習会等で培われた知見を生かし,環境に配慮した施工に努めていきたい。
7月1日,曽於市財部町のいきいき親水公園にて,「第28回河川クリーン作戦・水辺サポート及び第22回土地改良施設愛護活動」が行われた。愛護活動には財部町建設同志会,大隅地区測量設計協議会,県土木建築課(曽於市駐在),曽於畑かんセンター,土改連曽於支部及び曽於市等の職員約100名が参加した。
当日は厳しい暑さの中,多くの人が汗を流しながら作業に取り組み,作業後の公園は,景観が整い,すっきりとした印象になった。今後も地域の美化と環境保全活動を継続していきたい。
7月31日,曽於南部土地改良区にて,畑かん施設・営農推進研修会を開催した。県,市町,土改連,改良区等の職員を対象に,曽於地域の畑総事業の概要や畑かん営農推進の取組,散水器具の種類・取り扱い方について説明を行った。散水器具(レインガン・ロールカー・噴射ホース)を実際に用いた散水実演会も行い,散水の様子を見学し,器具の操作を体験することで畑かんに関する知見を深めることができた。本研修会を通じて,担当職員の技術力向上及び畑かん営農推進を図ってまいりたい。
7月9日,あまみFM77.7に奄美市土地改良区と県の職員4名が出演し,「畑地かんがい施設を利用した夏場の水やりについて」のお知らせを行った。放送では,「畑かん」とは何か,夏場の畑かんの重要性,畑かんの効果などについて説明を行い,広く島民に周知することができた。特に,スプリンクラーでの散水状況をよく見かけたことはあるが,それが何なのか,どういう目的で行われているか初めて知ったという声も聞け,畑かんの利用促進へ向けた第一歩になったのではないかと感じた。
その他,農業農村整備事業についての説明も行い,農業農村整備事業の重要性も広く島民に周知することができた。
今後もラジオを活用した広報活動を実施していきたい。
7月16日,令和8年度新規採択要望地区の申請に必要となる環境保全協議会を龍郷町役場で開催した。環境に係る有識者をはじめ,受益者,住民代表など14名が委員として出席し,農道保全を実施する瀬留地区の事業内容や地域を取り巻く自然環境とその配慮について意見交換を行った。
委員からは,過去の豪雨災害の被災箇所との関係や整備区域が奄美群島国立公園内にあるため,施工前に龍郷の自然環境に詳しい方に助言をいただくのはどうかといった意見などが出された。
実施にあたっては,本会で挙げられた国立公園内での自然環境への配慮について,関係機関と連携し適切に手続きを行った上で事業を進めていくこととしている。
7月5日,喜界町役場の全面支援のもと,町コミュニティセンターにおいて『知事とのふれあい対話』が開催された。現知事になってから喜界町では2回目の開催となり,「農業の『稼ぐ力』の向上」をテーマに,10名の参加者から様々な意見が出された。
農業農村整備関係では,スマート農業を見据えた農地の大区画化について要望があり,知事から「大型機械を生かすためにはほ場の拡大が必要であり,農家の皆さんの意見を踏まえ具体的に検討していければ」との回答があった。
当日は町内の至るところでスプリンクラーによる散水が見られる中,視察先で畑かん施設の説明を受けられる等,知事に農業農村整備の重要性について改めて認識していただいたものと考えている。
7月15日と16日,散水器具取り扱い説明会が管内各町で開催され,農家や関係機関職員等合わせて100名以上が参加した。給水栓や大型スプリンクラーの説明後,畑かんロールカーやレインガン,地表配管式中型スプリンクラーの紹介及び散水実演が行われた。質疑応答では,給水栓の操作方法やリレー方式,スプリンクラーの調節方法についての質問が出され,充実した説明会となった。今後も畑かんの推進やルールの周知のために積極的に開催し,事業推進に努めたい。
7月26日から27日,和泊町にて港まつりが開催され,26日の前夜祭(パレード)には和泊町役場耕地課,土改連及び沖永良部事務所農村整備課からなるチームNNが畑かんレンジャーとして参加した。参加者の中から選ばれた9人がレンジャー服を身にまとい,神輿とともに商店街を練り歩き畑かんのPRを行った。
今後も地元イベント等を通して,住民の農業農村整備事業への理解促進に努めたい。
7月22日から24日にかけての3日間,新規採用職員4名及び出先機関1年目職員2名の計6名を対象に県土地改良事業団体連合会の職員と合同で初任者基礎研修(実地研修)を開催した。
研修会では,水田ほ場整備の事業計画地区において,現地調査・踏査時における用排水系統や支障物件,取壊構造物等の確認するポイントや縦断測量,横断測量の方法等について研修を行った。研修生からは,「座学だけでなく,現地において実際に体験しながら研修でき,大変参考となった。今後の業務に活かしていきたい。」などの感想があった。今後も技術研修会の開催を通じて,若手職員等の人材育成に努めたい。
7月8日,令和7年度土地改良施設維持管理適正化事業研修会が土改連にて開催された。
市町村,土地改良区の担当者,県と土改連の管理専門指導員を対象に土地改良施設のストックマネジメント及び維持管理適正化事業の実施事例,事務手続きについて説明が行われた。
本事業については,令和7年度から「整備補修事業(連携管理保全型)」が新規創設され,水土里ビジョンに位置づけられた施設を対象に,国の補助率が30%から40%に引き上げられるものである。
今後も,土地改良施設の老朽化に伴い,施設の維持管理が重要となることから,事業制度を紹介し,適時・適切な事業導入に努めたい。
7月24日,市町村自治会館において令和7年度農業農村整備事業技術発表会を開催した。
昨年に引き続き,Webと対面を併用したハイブリッド方式で開催し,計454名の参加があった。当日は,各出先機関の担当者をはじめ,市町村,土改連,大学及びコンサルタント等から,それぞれの工事や業務において工夫した点や活用した技術,新たな取組などについて,15事例の発表があり,今後の農業農村整備分野の技術力向上に寄与する発表会となった。
今後も技術発表会等の開催を通じて,技術力の研鑽に係る機会の創出に努めたい。
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