ホーム > 産業・労働 > 食・農業 > 農業農村整備 > 地域の話題(現場トピックス) > 農業農村整備現地トピックス(令和7年4月)
更新日:2025年9月10日
ここから本文です。
4月23日,鹿児島市直木町において,県営中山間地域農業農村総合整備松元地区で実施している現場透水試験について,委託先の土地改良事業団体連合会及び協力会社から説明を受けた。本試験は,今後の暗渠排水設計時の決定根拠とするためにほ場の排水性,透水性等を計測する重要な試験である。
当日は,鹿児島地域振興局農村整備課職員4名が参加し,現場透水試験の必要性や試験方法,判断基準について説明を受け,実際の試験孔を覗き,地下水位がどのくらいあるのか,透水係数はどのように求めるのか,また,コーンペネトロメーターを用いて実際に地耐力の測定を行った。
今回の調査結果を基に適切な暗渠排水の設計を行い,営農条件改善に努めたい。
4月17日,農地整備事業(通作・保全)指宿地区において実施中の橋梁機能診断の立会を若手職員2名で行った。当該橋梁は全長約50mで,橋梁内に空洞を作って軽量化しており,断面は箱のような形をしている箱桁橋である。2名とも箱桁内に入り立会を行った。実際の点検状況を目の前で見られたことや橋梁点検の方法の変化について学ぶことが出来たことは貴重な経験となった。
今回の立会で学んだことを,今後の業務に活かしていきたい。
GW期間中のイベントとして定着した「2025吹上浜砂の祭典」。今年は5月3日から5日の3日間開催され,6万人を超える方が来場された。会場に展示されている砂像は,多くの方の手によって製作されており,今年の製作には,南薩地域振興局農村整備課から中馬主事(新規採用),下釜係長(砂像製作初体験)の2名が参加した。設計図のない砂像に四苦八苦しながらであったが,巨大な砂像の一部分を完成させることができた。砂像に興味を持たれた方,製作未体験の方,来年は南さつまへお越しください。
4月25日,土改連曽於支部の会議室にて,畑かんセンター職員,曽於管内の市町及び土地改良区の担当者約30名が出席し,事業推進会議を開催した。会議では,畑かんセンター職員から本年度の執行計画について地区毎に説明し,確認事項や業務分掌,課題について情報共有を行った。本会議以降も関係機関と綿密に打合せを行い,連携を図ることで円滑な事業の推進に努めたい。
4月21日,農地整備事業(通作・保全)住吉地区における橋梁補修・耐震補強設計の農村整備課内技術検討会を開催した。補修工法の選定や耐震補強にかかる考え方など活発な議論がなされた。
若手職員からの質問も多く,様々な視点から検討を行ったことにより,品質の向上及び職員の技術力向上に寄与する検討会となった。
4月24日,戸口集落地区振興センターにおいて,県営農地環境整備事業戸口地区の地元説明会を開催し,地元受益者約20名のほか,県及び龍郷町の関係職員が出席した。
説明会では,令和6年度の実施内容報告,令和7年度の実施内容及び今後のスケジュール等について説明を行い,地元からは鳥獣害防止柵や施工を行う工種の順番に関する要望等が出された。
本年度は,地元からの要望が多かった鳥獣害防止柵の設計及び施工同意取得を予定しており,地元役員や関係機関と連携を図りながら事業の推進に努めたい。
令和7年度から,喜界事務所の農業普及係(大島支庁農政普及課喜界町駐在)と農村整備係が同じ執務室で業務を開始することになりました。
きっかけは,昨年7月に農業普及係の執務室の空調設備(クーラー)が故障し,一時的に農村整備係の執務室を間借りしたことである。その際,お互いの業務内容を知ることができ,打ち合わせも容易に行える等,非常に好評だったことから,所内や大島支庁農政普及課と調整の上,農政部門をワンフロア化することとなった。
これまでも普及部門と整備部門の連携強化を図ってきたが,実際に執務室がワンフロア化されたことで,これまで以上に横の連携を図り,効率的な業務遂行に努めていきたい。
与論島では,与論島観光協会が制作するポロシャツ(与論ポロ)が非常に人気があり,役場職員をはじめ多くの島民が仕事やプライベートで愛用している。
現在,与論島では畑総や防災減災事業等の9地区を実施しており,地元説明会や事業推進委員会等の地元対応も頻繁に行われているが,沖永良部事務所農村整備課担当者も自主的に着用して業務にあたっている。
与論ポロを着用することで,地元受益者に非常に喜ばれ,円滑な事業推進が図られている。今後も地元でこよなく愛される与論ポロを着用するなど,地域に寄り添った対応に努めていきたい。
4月18日,Web会議にて,県出先,市町村及び土地改良区職員を対象に土地改良施設情報データベースに係る操作研修会を開催した。
本データベースは,ストマネサイクルに必要となる土地改良施設の各種情報を蓄積するためのシステムであり,今回は梅雨前に実施する施設点検について,現場完結型の入力することにより,事務の省力化に繋がる点などをアピールし,システムの利用率向上を図った。
今後も研修会等を通じて,ストックマネジメントに関する課題等を担当者間で共有し,課題解決に取り組んでいきたい。
4月24日,市町村自治会館にて第1回地籍調査事業研修会を開催した。本研修は,地籍調査事業の基礎を習得することを目的として,事業主体である市町村の初任者31名が参加し,地籍調査事業の概要や事業計画・補助金交付申請の事務手続きについて学んだ。
今後も事業に対する理解と技術力向上を図り,事業の円滑化に努めたい。
4月24日から25日,災害復旧事業の概要および事務システムに係る研修会を県青少年会館で開催した。Webおよび対面で受講可能であり,2日間で延べ220名が受講した。
農地・農業用施設災害復旧事業に携わる県及び市町村職員向けの研修会であり,災害復旧事業の制度や概要,災害復旧事務システムの説明及びその実践演習を実施した。また,昨年度に策定した大規模災害対応マニュアルの解説や,農政局の査定官による改良復旧に関する講義を盛り込み,近年の激甚化する災害への事前・事後の対策について改めて周知を図った。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください