ホーム > 産業・労働 > 食・農業 > 農業農村整備 > 地域の話題(現場トピックス) > 農業農村整備現地トピックス(令和7年2月)
更新日:2025年9月10日
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2月26日,農村地域防災減災事業(農村災害)阿久根北部地区6-3工区の中面ため池において,布製型枠工法による施工を行った。この工法は特殊な加工をした高強度合成繊維の布製型枠を広げて固定し,モルタル(セメント+砂)をポンプで圧入するものであり,省力化,コスト縮減及び施工性の観点から採用した。
今後は今期の営農(田植え)に支障がないように,工事を進めていくこととしている。
2月3日から4日にかけて種子・屋久の新しい農業農村整備を進める会による先進地研修に参加し,大隅町笠木原土地改良区及び有限会社太陽ファームを視察した。
ほ場の大区画化,用排水路の暗渠化のメリットやGPSレベラーを活用したスマート農業の事例等を学ぶことができた。
今後も積極的に研修会等に参加し,熊毛地域の農業発展に寄与していきたい。
2月23日,地域住民の共同活動の活性化や農村環境の保全を図ることを目的に,宇検村阿室校区(阿室・平田・屋鈍集落)で,行政関係者を含む総勢約60名が参加し,「ふるさと探検隊(第2回)」を実施した。
今回のワークショップでは第1回で作成した『集落点検マップ』をもとに,地域課題やその解決策等について話し合いを行い,阿室校区の将来像を描く『夢マップ』づくりを行った。
今後は,『夢マップ』をもとに,関係者間で継続的に協議・連携して夢の実現を目指していくこととしている。
2月18日,喜界町中里地内において令和8年度施工予定箇所の営農調整を図るため,工事時期を周知する看板の設置を行った。
当日は強風の中,喜界町農業振興課と埋蔵文化財センター職員の協力を得ながら,道路沿いやほ場入口付近の見えやすい場所に設置した。
例年,この時期に関係機関と行っている大切な作業であり,引き続き実施していくこととしているが,今後は本格的に動き始めた国営事業(地下ダム)との調整も重要となってくるため,関係機関と連携しながら事業推進に努めたい。
2月12日,令和8年度畑かんマイスター現地検討会が開催され,畑かんマイスター8名と関係機関職員7名の計15名が参加した。
当日は,本年度から実証を開始している固定配管を活用した液肥散布の実証ほ場や,カボチャ・ばれいしょのかん水効果の検討を行った。畑かんマイスターからは,島内受益者に対し,畑かん効果の更なる周知が必要といった意見もあった。
今後も実証を継続し,畑かん効果の周知についても新たな取組み等を検討していきたい。
2月21日,農業普及課主催による南西糖業徳和瀬工場の現地研修が開催され,徳之島事務所からは所長をはじめ農業普及課,建設課,農村整備課の職員併せて約20名が参加した。
徳和瀬工場では,南西糖業職員から各ステージ毎の説明があり非常に興味深い内容であった。また,後半は港に移動し,精糖の貨物船への積込状況も視察した。
非常に有意義な研修であったことから,研修の継続依頼と併せて職員への積極的な参加を促していきたい。
2月4日,鹿児島県建設センターにて,鹿児島県建設業協会と県土木部,農政部,環境林務部との意見交換会が開催された。
協会から14名,県から土木部15名,農政部5名,環境林務部2名が出席し,工事書類の簡素化や交通誘導員の単価見直しなど,県に対する要望事項等について意見交換を行った。
また,喫緊の課題である建設業界の技術者不足,働き方改革等についても受発注者間で情報を共有した。
今後も,業界との意見交換を通じて,効率的かつ持続可能な農業農村整備事業の推進に努めたい。
2月20日,棚田における農業生産活動,保全活動,都市農村交流活動等を担う住民組織の人材育成を図るため,棚田地域の持続的な維持や発展に向けた棚田セミナーを八重の棚田(鹿児島市)で開催した。
本セミナーでは八重の棚田の視察や意見交換会等を実施し,棚田協議会のメンバーや大学生など16名が参加した。
参加者からは「他地域の事例等を知ることができて良かった。」などの意見が聞かれ,研修会を通じて棚田地域の持続的な維持や発展に向けた人材育成を図ることができ,有意義な研修会を開催することができたと感じた。
今後とも,関係機関と連携しながら棚田等地域の魅力を発信してまいりたい。
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