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ホーム > 産業・労働 > 食・農業 > 農業農村整備 > 地域の話題(現場トピックス) > 農業農村整備現地トピックス(令和7年8月)

更新日:2025年12月5日

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農業農村整備現地トピックス(令和7年8月)

8月豪雨,台風12号による被災現場を調査(鹿児島地域振興局)

8月22日,いちき串木野市において8月豪雨(被災期間8月7日~11)と台風12号(被災期間8月21日~22)により被災した農地及び農業用施設の現地調査を行った。
当日は本課職員3名で終日調査を実施し,河川の護岸・護床の侵食や転倒ゲートの一部破損が確認された。また,防災重点農業用ため池の状況確認も行い,特に異常はなかった。
別日には,鹿児島市,日置市でも同様の調査を実施し,特に異常はなかったが,河川災害被害の大きさを実感した。
今後とも,大規模災害対応マニュアル等に基づき,災害発生時の初期対応に適切に取り組んでまいりたい。1

知事とのふれあい対話(南九州市,指宿市)で畑かん更新の要望(南薩地域振興局)

8月31日,南九州市知覧町の知覧文化センターにおいて,知事とのふれあい対話が開催された。当日は,南九州市と指宿市の県民10名から「農林水産業の稼ぐ力」について意見があり,知事や南薩振興局関係部課長が回答を行った。農業農村整備事業関係は,用水路の老朽化対策や畑かん施設の新設・更新について意見が出された。
また,畑かんの重要性や必要性についての話もあり,傍聴者への良いアピールにもなったと思われる。2

管内担当者会議で事業制度や補助金事務を学ぶ(姶良・伊佐地域振興局)

8月1日,姶良・伊佐地域振興局管内の市町耕地関係職員,土改連職員を対象とした担当者会議を開催し,約40名が参加した。
会議では,農地整備課・農地保全課の各担当者会議等における伝達事項や事業制度,補助金事務について,同農村整備課職員から説明し,事業制度等への理解を深めた。
また,昨年度,福岡県朝倉市に災害派遣されていた東技師から朝倉市の紹介や被災・復旧状況,担当業務などの報告もあり,有意義な会議となった。3

霧島市と姶良市にMAFF-SATが支援(姶良・伊佐地域振興局)

8月7日の大雨により甚大な農地・農業用施設の被害を受けた霧島市と姶良市に対し,8月9日,12日及び19日に九州農政局からMAFF-SAT(農林水産省サポート・アドバイス・チーム)延べ8名が派遣された。
MAFF-SATは,農業用施設の被害状況の把握,課題・要望の聞き取りや復旧への助言があり,災害査定が年内に終えられるよう指導が行われた。
今回の助言を基に,早期復旧に努めたい。4

小泉農林水産大臣(当時)らが被災地を視察(姶良・伊佐地域振興局)

8月25日,小泉農林水産大臣(当時)が大雨により甚大な被害を受けた霧島市隼人町の現地視察を行った。
水没した姶良中央家畜市場や松永用水路の閉塞された被害箇所で説明を受け,復旧状況の確認が行われた。地元住民からは,早期復旧を望む意見があり,小泉大臣からは営農再開に向け,被災者により添った支援を行うと発言があった。
また,8月20日に中野国土交通大臣,25日には坂井防災担当大臣が被災を受けた姶良市の国道10号に架かる網掛橋を視察され,塩田知事から坂井防災担当大臣へ被害に対する支援要望書が手渡された。
我々は,営農再開に向け,早期復旧に努めたい。5

水土里ビジョン策定に向けて関係機関で打合せ(大隅地域振興局)

8月26日,曽於南部土地改良区中央管理所にて「水土里ビジョン策定に係る打合せ」が行なわれた。曽於・肝属の国営関連の土地改良区と関係市町職員及び農村整備課並びに土地改良連合会が出席した。
水土里ビジョンは,農業集落が小規模化・高齢化する中で,将来にわたり地域の農業水利施設等を適切に保全していくため,今年4月に施行された改正土地改良法において,土地改良区や市町村等の関係者が共同して,将来の保全体制を構築する連携管理保全計画が位置付けられたものである。
今後も打合せを継続的に実施し,水土里ビジョン策定の推進に努めたい。

第2回PSG研修でExcel等の効率的操作方法を学ぶ(大隅地域振興局)

8月27日,大隅局農村整備課OA担当の企画立案による第2回OJT研修『PSG※』を開催した。
2回目の開催となり前回よりも様々なExcel,Word,DocuWorksで活用できる知識・スキルの講習が行われた。業務の中でよく使用するスキルの講習を行ったり,若手職員が普段の業務の中で感じた疑問などを質問したりした。
今回の研修で学んだ内容を活用し,今後の業務の効率化に繋げていきたい。
※PSG・・・パソコン勉強会(PCStudyGroup)の略

第2回曽於北部畑かんPT水利用率向上策を議論(曽於畑地かんがい農業推進センター)

8月5日,曽於北部土地改良区会議室にて「畑総曽於北部事業実施プロジェクトチーム会(畑かんPT会)」を開催した。
曽於市,曽於北部土地改良区,土改連曽於支部及び県(畑総曽於北部地区担当,農業普及課)から計15名が参加し,曽於北部地区の給水栓設置施工同意確認情報共有データベース,令和7年度度重点推進地域及び各種懸案事項への対応について情報共有及び意見交換を行った。今後も水利用率向上に向け,関係機関と連携し,畑かん営農推進を図りたい。6

種子島スマート農業推進研修会でスマート農機を体験(熊毛支庁)

8月5日,南種子町福祉センター及び総合グラウンドにおいて,種子島スマート農業推進協議会主催による令和7年度種子島スマート農業推進研修会が開催された。室内研修では,県内におけるスマート農業の取組や準天頂衛星「みちびき」の利活用についての講義が行われた。
現地研修では,自動操舵トラクタの試乗体験やラジコン草刈機の操縦体験,ドローンや無人農薬散布機を使用した薬剤散布の実演等が行われた。
種子島では,人工衛星搭載ロケットの発射が行われており,人工衛星を活用したスマート農業が普及していく機運が高まることが考えられるため,スマート農業の普及に向けて,積極的に研修会等に参加し,技術習得に努めていきたい。7

管内担当者研修会でストックマネジメントなどを学ぶ(大島支庁)

8月29日,「令和7年度大島支庁管内農業農村整備事業担当者研修会」を大島支庁会議室にて開催した。当日は,市町村,土改連,土地改良区,大島支庁農村整備課から29名が参加した。
会では,管内予算状況や法手続き,ストックマネジメントなど,市町村や改良区が携わる内容を中心に県担当者から説明を行った。
参加者からは,「普段担当しない業務の説明も聞くことができて良かった。」との声もあり,有意義な研修会となった。8

新庄農政課長がほ場整備工事現場を視察(喜界事務所)

8月20日,県本庁農政課の新庄課長が喜界島の農業関係視察のため来島され,畑地帯総合整備事業(担い手育成型)中里地区のほ場整備工事現場で,工事内容,埋蔵文化財及び不発弾等について説明した。新庄課長から換地手法に関する質問等があるなど,大変関心を持たれた様子で,「喜界町の農業が更に発展するよう引き続き尽力してほしい。」と激励をいただいた。事業効果の早期発現に向け,引き続き職員一丸となって頑張っていきたい。9

第42回徳之島町どんどん祭りハーレー船大会で畑かんPR(徳之島事務所)

8月17日,徳之島町山集落の漁港で「徳之島町どんどん祭り山ハーレー船大会」が開催され,徳之島事務所から2チームが出場した。会場では畑かん推進ののぼり旗を設置し,PRを行った。大会の成績は振るわなかったが,今後も地元行事に積極的に参加し,地域との良好な関係を築いてまいりたい。10

徳之島3町事業戦略調整会議で今後の事業見込み等を説明(徳之島事務所)

8月29日、徳之島建設業会館で令和7年度3町事業戦略調整会議が開催された。徳之島建設業協会役員及び理事,3町農業農村整備事業関係課長,当課課長及び係長が出席し,本年度の事業執行内容の説明を行った。
今後の徳之島管内農業農村整備事業の見通し等について建設業協会から質疑もあり,熱心な議論がなされた。今後も建設業協会を含めた関係機関と連携し,円滑な事業執行に努めたい。11

松原・浅間地区地元説明に約100名が参加(徳之島事務所)

8月下旬,今年度新規採択地区の松原・浅間地区において,農道事業の留意事項や今後の流れを関係受益者に周知するため,事業対象6集落において地元説明会を実施し,合計約100名の関係受益者に対し,事業への理解を求めた。今後も地元及び関係機関との連携を大切にしながら,事業推進に取り組んでまいりたい。12

知名町ふるさと夏まつりに畑かんレンジャー登場(沖永良部事務所)

8月2日と3日,知名町ふるさと夏まつりが開催された。2日の前夜祭ではパレードとステージ発表,3日の本祭では「くり船競争」,ステージ発表,花火大会などが行われた。国営事業所,知名町役場耕地課,土改連,農村整備課からなるチームNNが畑かんレンジャーとして参加した。参加者の中から選ばれた数人がレンジャー服を身にまとい神輿と畑かんPR用のぼり旗とともに商店街を練り歩き,畑かんのPRを行った。13

県水土里サークル活動シンポジウムで小規模組織へのヒントを講演(本庁)

8月21日,宝山ホールにて,水土里サークル活動の更なる充実・強化に資することを目的として,県と県土地改良事業団体連合会の共催で県水土里サークル活動シンポジウムを開催し,県,市町村及び県内各活動組織を含め,計818名が参加した。
基調講演では,大分県の豊後高田市広域協定を招いて,広域化に至った経緯や,集落間を跨いで工事を行う直営部隊の働きなど,高齢化が進む小規模組織を守るヒントとなる講演をいただいた。
他にも,県内から3組織が事例発表を,また,農地整備課は会場にて田んぼダムの模型を用いた実演を行うなど,当日の悪天候も気にならなくなるような盛たくさんな内容であった。
高齢化等で厳しい状況に置かれている小規模組織も含めて,県内の水土里サークル活動が継続されるよう,次回のシンポジウムも充実した内容としたい。14

農業土木技術職員中級研修で人材育成・技術力向上を図る(本庁)

8月5日と6日の2日間,おおむね入庁5~8年目の県職員6名及び県土地改良事業団体連合会の職員3名を対象に中級研修を開催した。
本研修では,外部講師による管水路の水理計算や構造計算の考え方及び算定方法等についての講義や県庁担当課講師による災害復旧事業及び多面的機能支払交付金についての研修を行った。また,県職員のみの研修生を対象としたプレゼンテーション研修も行った。
研修生からは「日頃の業務では理解できない内容もあり,大変参考となった。今後の業務に活かしていきたい。」などの感想があり,今後も研修会の開催を通じて,若手職員等の人材育成に努めたい。15

鹿児島県測量設計業協会との意見交換会で今後の取組方向を共有(本庁)

8月27日,アートホテル鹿児島にて鹿児島県測量設計業協会との意見交換会が開催された。
協会からは会長ほか22名,県農政部は農業土木技監ほか関係職員7名が出席し,近年頻発する豪雨災害への迅速な対応や,業務の効率化,積算の適正化,担い手確保に向けた環境整備などについて活発な意見交換を行った。 また,受・発注者間の連携強化に向け,県土木部も交えた協議の場を設ける提案があり,今後の取組方向を共有した。
県農政部では引き続き各種協会団体との意見交換を重ね,災害に強く持続的な農業農村整備の推進に努めてまいりたい。16

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農政部農地整備課

電話番号:099-286-3236

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