更新日:2019年12月25日
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8月1日午後1時30分から,当振興局大会議室にて,認定農業者等や関係機関・団体計45名が参加し,収入保険制度や本年10月から始まる消費税軽減税率制度について,肝属農業共済組合担当者,木山雅人税理士を招いて研修会を実施しました。収入保険制度では基準収入別試算例の紹介がなされ,軽減税率制度では農協等の委託販売手数料を控除する前の総売上が消費税免税点となる等の説明がありました。今後も関係機関や専門家と連携し,農家経営の安定を支援していきます。
8月1日,南大隅町の現地でパインアップル出荷協議会が行われました。今年産の出荷予定は5名で数量1,000玉,金額1,000千円を計画しており,出荷先は山形屋やくみあい食品,Aコープ等の予定です。当日は生産者や関係機関が出席し,実際に試食しながら着色や持ち込む果実の取り扱いなどについて熱心に検討されました。農政普及課は今後も関係機関と連携し,生産安定に向けた支援を行っていきます。
7月29日,串良町花き振興会現地検討会が開催されました。会員7名と市場関係者が参加し,花きの需要期である盆出し出荷に向けて,会員のほ場を巡回し栽培状況を確認しました。キクの生育はおおむね良好でしたが,平年に比べ梅雨明けが遅れ,消灯後の気温が低く推移したことから生育は前進傾向となりました。近年,夏季の高温障害が課題となっており,農政普及課からは高温障害対策や病害虫防除について情報提供を行いました。今後もキクを中心とした花きの安定生産を支援していきます。
8月2日,南大隅町役場町長室で養鶏農家1戸が町長と農業委員会会長が立会のもと,後継者夫婦と父の三者で親子間協定を締結しました。締結農家は今後,認定農業者の共同申請を行い,後継者は父との連帯債務でスーパーL資金を借り,鶏舎の増築による経営の規模拡大を計画しています。肝属地域では家族経営協定を締結し,政策支援を活用した経営発展事例が増えてきており,全体では437戸の締結農家数となりました。課では今後も継続して支援を行っていきます。
8月6日に錦江町で「錦江町さつまいも振興会」が設立されました。町内の焼酎用,でん粉用,青果用さつまいもの生産農家50戸で構成される生産組織で,農家間の情報交換や技術向上を図っていくことを目的としました。設立総会に先だって,農政普及課より,さつまいもの腐敗病の県内における状況や対策等について情報を提供したところ,腐敗いもについて農家の関心は高いことがわかりました。今後,この組織を通じてさつまいもの生産振興を支援していきます。
8月20日,農政普及課会議室で,7名の茶業青年が参加し,県茶業青年の会審査技術競技会に向けた事前研修を実施しました。審査は荒茶の抽出液を試飲し,全国各産地名を当てる等高度な技術が求められるもので,県大会の優勝者は全国大会に参加できます。研修に参加した青年達は真剣に研修を受けており,自信を持って競技会に望め,大きな成果が期待されます。
7月24日,鹿屋市のJA鹿児島きもつき本所で,肝属地区青年農業者会議が,農業青年クラブ会員,指導農業士及び関係者約70名出席のもと開催され,2名がプロジェクト成果発表,4名が意見発表を行いました。審査員からは,「甲乙付けがたい発表で,青年たちの将来が楽しみ」との意見が聞かれ,発表した青年たちも自信を得たようでした。プロジェクト発表,意見発表の地区代表として,東串良町の生産者2名が選出され,2月の県青年農業者会議で発表することとなりました。
ツマジロクサヨトウの幼虫が7月上~中旬に鹿屋市,東串良町の飼料用トウモロコシで確認され,防除を実施しました。また,次世代幼虫が8月13日~8月22日に鹿屋市の7月下旬播きの6葉期~9葉期の飼料用トウモロコシで確認されました。今後,8月中~下旬播きの飼料用トウモロコシで9月上~中旬に被害が発生すると予想されます。酪農家,肉用牛農家には,関係機関と連携し,対策の情報を周知し,早期発見と早期防除を勧めていきます。
8月21日,東串良町のJA鹿児島きもつき支所で栽培講習会が開催され,生産者75名が出席しました。会では農政普及課からうどんこ病や昨年問題になったコガネムシ類,立枯病対策,更なる定着化を図るための土着天敵利用等について説明を行いました。その他にメーカーからIPM資材等の情報提供がありました。8月末から本格的な植付けが始まるため,今後も関係機関と連携し現地検討会を開催していく計画です。
8月20日,東串良町保健センターで若手生産者12名が集まり,実証ほ設計検討会が開催されました。会ではまず農政普及課から昨年度の実証の残された課題,園振協実証ほ計画の説明を行い,その後に青年の課題,本年度の取組状況の説明を行い,青年の課題を選定(マッチング)しました。今後青年が主体的に取り組める項目等を具体化し,中間検討,3月に生産者を交えた成績検討会を行い,地域へも成果を普及していく計画です。併せて青年農業士への誘導も進めていきます。
8月8日,肝付町役場において,きゅうり個別販売農家15名が集まり,施設きゅうりにおける環境生業技術及び土づくり研修会を開催しました。環境制御技術については,実証結果の報告と併せて試験研究成果について情報提供を行いました。また,土づくりについては,全体研究の外,農家毎に土壌分析結果に基づいたカウンセリングを実施し,それぞれの対応策を提案しました。参加した生産者は,ハウス内環境や土づくりの重要性について改めて理解を深める研修となりました。
8月21日,垂水市の施設さやいんげん生産者6名と関係機関4名が,JAいぶすきオクラ専門部会のIPMへの取組を視察しました。当部会は,IPM実践農家が年々増加し,先進的な産地となっています。視察農家では,ソルゴーやソバ等を植栽したバンカー法に取り組んでおり,視察した生産者は,それらに集まってきた土着天敵を興味深く観察し,説明に聞き入っていました。施設さやいんげんについては,天敵を利用した防除技術の確立に向け,関係機関等と連携して支援を継続していきます。
3回目となるWCS用稲現地検討会を東串良町で開催し,生産者13名・関係機関15名が参加しました。町では,WCS用稲の面積増加に伴い,労力不足や,適期に収穫できないことによる品質のバラツキが課題となっています。そこで,収穫時の労働分散を図るため,町で一般的に栽培されている晩生品種より熟期の早い中生品種のホシアオバと,たちあやかの実証ほを設置しました。生産者からは,生育が早く現状の体系との作業分散ができるだろうという前向きな意見が出されました。
7月23日,JAマート輝北の会議室で,そお太ピーマン専門部会の設立総会が開催されました。会員は,輝北支部14名,大隅支部2名,大崎支部3名の計19名で,部会長は輝北支部から選任されました。取組事項として,(1)栽培講習会・現地検討会の開催,(2)目揃え会の開催,(3)先進地研修の実施,(4)鹿児島県認証制度に基づく生産工程の遵守,(5)生産履歴記帳・回収の徹底,(6)残留農薬自主検査の実施等が確認され,販売数量547t,販売金額235,210千円を目指していきます。
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