更新日:2023年7月13日
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6月2日,JA鹿児島きもつき「どっ菜市場」で,肝属地区花き振興会総会を開催しました。昨年度まではコロナ禍のため書面開催でしたが,本年度は4年ぶりの対面での開催となりました。関係者が対面で話すことで,積極的な情報交換が行われ,会員の中からは,「互いのほ場を視察して刺激をもらいたい」というような前向きな意見も出されました。農政普及課では引き続き,会員の意欲向上と,産地発展に向けて活動を支援します。
6月14日,JA鹿児島きもつき根占支所で,暖房いんげんの天敵導入実績検討会を開催しました。令和4年度は「みどりの食料システム戦略推進総合対策事業」を活用し,生産者6名で天敵による害虫防除体系を実証しました。検討会では,生産者ごとの栽培概況や天敵・害虫個体数等の調査結果をもとに,天敵の導入効果について議論しました。当該地域では,難防除害虫のタバココナジラミ等の発生が問題となっているため,天敵を利用した防除体系の構築に向けて,引き続き支援します。
5月16日から30日にかけて,東串良町,肝付町,鹿屋市吾平町,南大隅町の冬春ピーマン農家計7戸のほ場で,土壌物理性の実態を把握するため,根群域や土壌の硬度等に関する試掘調査を実施しました。対象農家には,単収向上につながる適切なかん水管理を実践するため,土壌物理性の改善を含めた土づくりが基本であることを再認識していただきました。7月には地区合同で,次作に向けて,各地域の優良事例等を共有するため,今回の調査結果を踏まえた実績検討会を予定しています。
5月30日,大隅地域振興局で令和5年度肝属地域農業青年クラブ連絡協議会総会が会員20名出席のもと開催されました。総会では事業実績や事業計画,役員が承認されました。コロナ禍で思うようにできなかったことも踏まえ,本年度は,会員の資質向上や相互交流を深めるため,品目ごとの研修会や交流会を開催する方針です。また,クラブ活動の周知や消費者との交流を図るため,地域の農業祭への参加など新たな取組を計画しました。農政普及課では引き続き,熱意ある農業青年クラブの活動を支援します。
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