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更新日:2021年8月10日

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令和3年7月の現地農業情報(肝属地域)

南大隅町で生産牛の新規就業を目指し5名が研修中!

南大隅町では第一次産業を担う就業者を育成するため,1年以内の研修を基本とした就業支援を行っています。令和3年7月現在,5名(女2・男3)が町内の先導的な生産牛農家で研修を実施中です。4名がIターン就農,1名が親元就農を目指しています。農政普及課では,町・農協等と連携し,就農計画作成や資金計画樹立支援に向け,就農をサポートしていく計画です。

畑かん営農地区に加工用さといもの展示ほを設置

さつまいもでは基腐病等の病害発生により単収の低減が見られ,畑かん営農地区のさつまいも+露地品目輪作体系の中で,基腐病の多発ほ場では代替品目が求められています。そこでJA鹿児島きもつきでは,4月に植え付けて11月に収穫する加工用さといも(土垂系)の展示ほ4.2haを設置し,鹿屋市営農推進部会と連携して,畑かん地区の推進品目とします。関係機関・団体と一体となって安定生産技術確立を検討し,畑かん営農地区に広く推進していく計画です。

夏サラダごぼうの出荷が始まり,さらに秋サラダ及び新ごぼうも推進中

6月14日から夏サラダごぼうの選果・出荷が始まりました。本年は梅雨入りが早く,春サラダごぼうの選果・出荷がずれ込んだため,例年より遅い出荷開始でした。肝属管内の夏サラダごぼうは,57戸で51.66haです。約4割の出荷進捗時点で,平均単価が600円以上と高値安定となっています。さらに,秋サラダ及び新ごぼうも推進中でありますが,2年続けて台風被害等で単収が低かったため農家の栽培意欲が低下しており,新ごぼう面積は伸び悩んでいます。

新規就農者が農業技術・経営の基礎知識を高める

新規就農者等を対象とした農業基礎講座を,6月23日,7月1日,8日に実施しました。当初は4回の講座を予定していましたが,新型コロナウイルス感染防止の観点から指導農業士の講話が中止となり,3回となりました。病害虫防除,畜産の飼養管理,土壌肥料,農作業安全対策,農業経営等について,普及指導員が講義しました。各講座に約24名が参加し,農業の基礎知識の向上が図られました。次年度以降は,要望の高い土壌肥料の講義時間を拡大する予定です。

大隅地域サツマイモ基腐病対策プロジェクトチーム作業部会を開催

7月1日に大隅地域サツマイモ基腐病対策プロジェクトチーム作業部会を開催し,令和3年産の育苗状況,定植後の生育状況,実証ほの進捗状況,情報伝達の仕組づくり,令和4年産に向けた優良苗の供給体制づくり等について検討しました。農家には,基腐病の農薬散布,育苗ハウスの残渣処理の徹底を推進することを確認しました。

パインアップル現地研修会及び試食会の開催

7月7日,南大隅町佐多の熱帯果樹施設で,生産者や関係機関等約20名が参加し,標記会が行われました。南大隅町が出品規格や収穫方法など説明した後,参加者全員で3品種の試食が行われました。農政普及課からは,昨年調査した果実分析結果を基に品種特性を説明しました。南大隅町では15名がパインアップルを生産しており,主な収穫時期は7~9月頃です。農政普及課は関係機関と連携し,今年も果実調査等を行い,適品種選抜に向けて支援します。

垂水市IPM研究会,次年度に向けて課題を整理!

7月8日,JA鹿児島きもつき垂水支所で,垂水市IPM研究会が中心となり,施設いんげんのIPM実績及び次年度対策検討会が開催されました。令和2年度に調査ほ場4カ所でカブリダニ類の効果を検証した結果,コナジラミ類に対して一定の効果を確認しましたが,アザミウマ類については農薬のスポット散布が必要で,天敵のみの防除は難しいという課題が残りました。令和3年度は,天敵温存植物を活用し,令和2年度の取組を再検証し,施設いんげんの天敵利用技術の確立を目指します。

さつまいも基腐病実証ほ意見交換会

7月8日,鹿屋市吾平総合支所で,生産者や関係機関12名が出席し,標記会が行われました。当日は農研機構九州沖縄農研センターが取り組んでいる実証ほについて,パラメータ解析の結果,基腐病の発生は,(1)過去の発生,(2)表面排水,(3)積算降水量が関連しているとの紹介がありました。農政普及課からは,今できる防除対策とバイオ苗の増殖方法について説明しました。生産者からは,「ほ場での樹勢が発病に関連しているのではないか」などの意見が出されました。

地域農業の発展に向けて,知恵を出し合う

7月13日,集落営農組織や水土里サークル等を対象に,普及情報課から講師を招き,今後の地域営農の進め方について研修を行いました。関係機関を含め38名の出席があり,「地域の農業をどう発展させていくか」をテーマとした話し合いや,共生・協働の農村づくり運動表彰知事賞を受賞した南大隅町早馬集落営農組合の事例紹介を行いました。高齢化と後継者不足を打破するため,若い人の意見を聞く場を持ちたい等の意見が出ており,今後の活動に活かしていきます。

0713集落営農研修会

錦江町でさつまいも基腐病に関する現地検討会及び栽培管理研修会

7月14日,同町さつまいも振興会主催により,現地ほ場及び栽培管理研修会が開催され,生産者及び関係機関33名が出席しました。農政普及課からは,現段階での防除対策として,(1)排水対策,(2)発病株の抜き取り,(3)薬剤散布について説明しました。農家からは「基腐病防除での経費負担が大きい」,「農薬登録の適用拡大を希望する」などの意見が出されました。会終了後,さつまいもの代替作物として,ゴボウの栽培説明会も開催されました。

農業簿記の基礎を学ぶ

7月14~15日,2日間にわたり,新規就農者等を対象として農業簿記基礎講座を開催し,20名が参加しました。研修では,複式簿記の意義や仕組み,年間の経理の流れをパソコンを使って指導しました。今後は,9月からの定例記帳会を通じて,生産者自身で経営管理ができるよう引き続き支援していきます。

0714農業簿記講座

東串良町園芸振興会ピーマン施肥カウンセリング実施

7月19~21日,JA鹿児島きもつき東串良支所で,東串良町園芸振興会ピーマン部約112名の施肥個別面談を,農協と農政普及課の担当5名で行いました。土壌分析結果をもとに,昨年度の収量,生育状況,ほ場の排水性などを聞き取り,施肥や土壌改良資材等の提案を行いました。農政普及課では,高単収農家の過去の土壌分析結果や施肥方法等を収集・分析し,今後の技術改善につなげていきたいです。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994-52-2145

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