更新日:2022年12月16日
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11月15日,肉用牛繁殖牛の増頭志向農家や新規就農者36名,関係者29名が参加して,増頭推進研修会「令和4年度第2回べぶ講座」を開催した。曽於地域に導入実績がある畜産スマート機器関連の3社が講義を行い,「生産性向上や事故防止」をサポートする新たな仕組みや,活用する側の視点に立った利用方法などを学んだ。研修会終了後も,会場後方の展示・相談スペースで活発な意見交換が行われた。今後も効果的な活用が図られるよう支援を進めたい。
11月8日,曽於地域において,曽於,日置,姶良地区の農業青年クラブが,合同の交流会を開催し,青年農業者34名,指導農業士・関係機関等13名が参加した。安田静男指導農業士の施設園芸及び直売の取組み及び坂上隆指導農業士の施設野菜生産や放牧による肥育牛飼養の取組について,視察研修を行った。視察研修終了後,交流会も開催し,多くの参加者から今後も同様の取組が必要との意見が出された。
11月12日,アミュ広場で開催されたファーマーズマーケットにおいて,県農業青年クラブ連絡協議会活動の一環として,曽於地区農業青年クラブも参加し,農作物直売を行った。例年より早い開催時期にもかかわらず,さつまいも,里芋,キャベツ,白菜,唐辛子,ミニトマト,青パパイヤと多彩な農作物が集まり,クラブ員4名で販売し,ほとんどの農作物を売り切ることができた。同日は種子島地区からも参加しており,クラブ活動のPRに加え,他地区との交流も図ることができた。
11月10日から11日に県内でトルコギキョウを栽培している農家と農協,経済連,県関係者の計16名で,福岡県内産地と福岡花市場で研修を行った。福岡県は全国2位の産地であるが,冬期の日照がないために2月から3月は栽培が難しいとのことであった。花市場で量と単価が伸びている唯一の品目であり,冬期に日照時間が比較的確保できる曽於地区の地域性を活かして栽培技術向上を図ながら,関係機関や県内生産者と連携して産地化を図っていく。
11月8日,曽於地域地区別茶業検討会が開催され,33名の生産者と19名の関係者が参加した。検討会では,県生産協会会長の坂元修一郎氏が,「かごしま茶を海外へ」と題して,海外輸出への取組やかごしま茶の流通と生産の課題について講演を行った後,関係機関から輸出に係る施策・動向について説明があった。生産者からは,肥料や農薬の高騰に関する対策や煎茶輸出の販路拡大など,現在の情勢や今後の茶業について意見が出されるなど,活発な議論が行われた。
経営発展の手段として,法人化する経営体が増えつつある中,経営継承による法人化をめざしていた畜産農家が,このほど法人を設立した。この経営体は昨年度から法人化研修会へ参加している農家であり,農業普及課では,JAと連携した専門家の派遣の際に,親子がそれぞれの思いを語り,話合いがスムーズにいくよう話合いの場の設定を行った。今後は情報等を提供し,経営発展を支援していく。
11月18日,JAあおぞらのいちご出荷協議会終了後,青年農業者13名が出席し,青年壮年部のプロジェクト発表会が開催された。部会長が昨年度取り組んだ「いちごの環境モニタリング装置,炭酸ガス利用による単収向上」について発表し,パック数が107%増加し,5t/10a以上の達成の成果を紹介した。本年度は2名がプロジェクトに取り組んでおり,農業普及課では,技術支援と地域課題解決支援の二刀流で支援していく。
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