更新日:2023年11月17日
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10月5日,鹿屋市吾平総合支所で新規就農者へのピーマンの基本技術習得を目的に,第2回目の勉強会を開催し,15人が参加しました。今回の勉強会では,第1回目に引き続き参加した農業者も多く,基本技術習得に向け意欲の高さがうかがえました。また,目標単収が確保できていない農家からは,勉強会の終了後まで質問するなど積極的な姿勢が見受けられました。農政普及課では,勉強会を継続して開催し,基本技術の習得に向け支援します。
9月25日,輝北町で鹿屋市茶業振興会輝北支部の会員を対象に,秋整枝の現地検討会を行い,8人が参加しました。基本的な秋整枝の方法や時期等を説明したあと,会員の茶園を巡回し,秋芽の生育状況を確認しながら整枝の高さを検討しました。会員同士で積極的な意見が交わされるなど,活発な現地検討会となりました。農政普及課では,来年の良質な一番茶生産に向けた技術指導を継続していきます。
10月5~6日,佐多・根占・大根占地区の18か所で令和6年産春ばれいしょ栽培講習会を開催し,約200人の参加がありました。令和5年産は4月以降の疫病多発により減収となったことから,地区ごとのドローンによる一斉防除を推進するとともに予防散布の重要性を説明しました。また,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種「しまあかり」の実証結果や,本年産の実証計画を説明しました。農政普及課では,今後とも病害虫管理や実証活動を通じて産地の維持・拡大を図ります。
肝属指導農業士会は,9月から10月の4日間で北部,東部,南部の各地区で新規就農者を巡回しました。4日間に新規就農者28人に対して,指導農業士が延べ31人が対応しました。各地区とも指導農業士が新規就農者のほ場等を訪問して,生産技術や経営の現状を把握するとともに,課題や悩みに助言しました。農政普及課では肝属指導農業士会と連携しながら,新規就農者の定着を支援します。
10月15日,鹿屋農高の責善寮の生徒(農学科12人,園芸科3人,畜産科21人)が優良農家を視察研修しました。視察先は,肝付町で輸出や6次産業化に取り組む和牛一貫経営の村商(株),東串良町で施設ピーマンのスマート農業に取り組む松山氏,鹿屋市でさつまいもと露地野菜の土地利用型農業に取り組んでいる本田氏でした。生徒らは,活発に質問をするなど熱心に優良農家の話を聞いていました。農政普及課では,今後とも鹿屋農高と連携して,生徒が就農を目指すきっかけづくりを支援します。