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更新日:2023年7月21日

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令和5年6月の現地農業情報(曽於地域)

曽於地区の花き振興に向けて検討会を開催!

6月14日,JAそおかごしまで,園振協曽於支部花き部門技術部会を開催しました。部会では,管内花き生産状況の情報共有と,活動実績及び活動計画について検討を行うとともに,令和4年度から新規品目として導入されたトルコギキョウのほ場を視察しました。トルコギキョウは,近年需要が高まっている品目で,日照を好みます。曽於地区は冬季の日照時間が長く,地理的優位性を有していることから,畑かんセンターでは,関係機関と協力しながら,産地育成を図っているところです。

水稲種子ほ場審査に向けて審査員研修会を開催

6月21日,JAそお鹿児島南部総合センターで,水稲の優良種子の安定的な生産及び供給に向けた種子審査研修会が開催され,種子審査を行う審査員及び補助員の計32名が出席しました。室内研修では,種苗供給に関する条例や種子生産の流れ,種子生産上の留意点等を確認しました。現地研修では,審査方法について,実演を交えて確認しました。畑かんセンターでは,関係機関と連携し,早期水稲の優良種子生産に向け,大崎町生産組合への支援を行います。

外来水田雑草「オオフサモ」の防除法を試験中

外来水田雑草である「オオフサモ」は,増殖能力が高く,茎の断片からも再生する難防除雑草で,近年,大隅地域で発生が確認されている。水路から他の水田への侵入も確認されていることから,畑かんセンターでは,雑草害が拡大しないよう,講習会等を通じて農業者へ注意喚起を図っています。また,6月から大崎町で,有効な除草剤(粒剤,乳剤の2剤)の試験を実施中であり,試験結果については生産者や関係機関等に情報提供を行う予定です。

令和5年産マンゴー,パッションの販売順調

JAそお鹿児島果樹部会のマンゴーは,4月上旬から出荷が始まり,6月下旬で計画数量(31.5t)の9割を出荷しました。価格は出荷ピーク後落ち着いてきたが,昨年並みの単価(約2,700円/kg)が期待できます。また,パッションフルーツは,4月下旬から出荷が始まり9月上旬までの販売を計画しています。6月下旬で計画数量(47t)の3~4割出荷しています。価格は目立った病害虫被害もなく,現在のところ,昨年並みで推移しています。

令和4年度産いちごの生産が終了し,次年度に向け活動を開始

6月16日,JAあおぞらで,園芸振興会いちご部会総会と実績検討会が開催され,生産者71名を含む94名が出席しました。総会では,パックセンターの運営や定植苗の供給等について報告後,畑かんセンターから,炭疽病の潜在感染や萎黄病の発生状況及び対策について説明を行いました。令和4年度産は,単価や単収は向上したが,販売数量・額は減少しており,当センターでは,引き続き,炭疽病対策を含め,生産性向上に取り組みます。

加工・業務用かぼちゃの栽培について検討

6月23日,曽於市で加工・業務用かぼちゃの現地検討・出荷目揃会を開催し,生産者等9名が出席しました。加工・業務用かぼちゃは,7月頃の収入確保を目的に,大規模農家や法人が令和2年から栽培を行っています。今年度は,前年度に選定した新しい品種について,定植機による植付など,作業の省力・軽作業化が図られました。畑かんセンターでは,今後,日焼け果や病害に対する対策など,生産性向上に向け支援します。

 

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部曽於畑地かんがい農業推進センター

電話番号:099-482-1736

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