更新日:2022年7月22日
ここから本文です。
5月24日,大隅ごぼう団地新ごぼう販売反省会及び次年度対策検討会が開催された。令和3年度産の実績は,面積67.4ha(前年比103%),販売数量448.9t(108%),販売額239,577千円(98%),単価666円/kgで,前年よりも面積や販売量は増加したものの,菌核病等の発生により単価が安く販売金額が減少となった。当センターでは,次年度の生産安定対策として,作型別の病害虫防除暦を作成し,病害虫対策による品質向上対策を図っていく。
加工業務用かぼちゃ約1ha(3戸)で,栽培実証中である。4月上旬に定植を行い,省力化及び生産性向上の検討を行っている。ペーパーポットを利用した育苗・定植,ドローンを利用した防除及び新品種による整枝・誘引作業の省力化により,作業時間の短縮・労働負担軽減につながっている。また,新品種は,これまでよりも大幅な単収向上が図られる見込みである。当センターでは,収益性をとりまとめ,今後の加工業務用かぼちゃの方向付けを行う計画である。
あおぞら農協いちご部会の令和3年度出荷が,6月上旬で終了した。育苗後期の降雨と定植後の高温による炭疽病の発生,初期出蕾・着果が不安定だったことから12~1月の厳寒期収量が例年よりも少なく,終盤アザミウマ類の発生もあり,全体的に早い栽培終了となった。出荷実績は,数量427t(前年比92%),販売金額509,238千円(同比95%)で前年度を下回る結果となった。当センターでは,若手生産者を中心にJAと連携を強化し,健苗育成を図っていく。
6月10日,大隅地域サツマイモ基腐病対策プロジェクトチーム曽於地域作業部会を開催した。市町,JA等オブザーバーも含め39名の参加があり,対策指導実績や計画,各市町での基腐病対策の推進状況等を検討した。また,農研機構や県農業開発総合センターから新技術等の情報提供も行われた。管内のさつまいもの定植も終盤となり,生産者の種芋や育苗床消毒,JAそおの蒸熱消毒等の成果により,本年はさらに,健全苗の生産技術向上が図られたと考える。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください