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更新日:2022年8月18日

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令和4年7月の現地農業情報(曽於地域)

新たな担い手の育成

7月6日に曽於市で,7月12日に志布志市で新規就農者励ましの会を開催した。曽於市12名,志布志市12名,大崎町1名の合計25名が対象であり,ご夫婦で出席される方が多く,農業公社修了生やUターン,定年帰農など多様な方が就農された。なお,大崎町でも開催予定だったが新型コロナウイルスの影響で開催できなかった。
関係機関や指導農業士,農業青年クラブ員で連携して新規就農者の経営が早期に安定するように支援を行っていく計画である。

新たな担い手の育成新たな担い手の育成(2)

若手農業者の経営発展に向けて

7月20,21日に大隅合同庁舎4階会議室において,青年農業士講座制研修(総合講座)1組が開催され,曽於地区から7名,地域外から3名の合計10名の農業青年が参加された。
曽於地区の指導農業士である小濵健一氏から「心と心過去と未来つなぐ農の力を信じて」の表題で就農の経緯と人との関わりによる夢の広がりについて講話が行われ,青年の経営発展に向けて各種講義が行われた。

若手農業者の経営発展に向けて

元気のある若手生産者が「べぶ講座」で学ぶ!

7月14日,曽於中央家畜市場で,肉用牛増頭支援研修会「第1回元気が出る!べぶ講座」を開催し,技術・経営改善志向生産者52名を含む81名が参加した。「飼料高騰に備える」をテーマに,畑かんセンターによる粗飼料増産,NOSAI獣医師によるお産と事故防止,セーフティーネット資金の概要を研修した。参加者の2割は「必要な自給粗飼料量の把握」をしているが,今回増産の必要性と課題を再認識した。今後,経営改善を含めた個別指導を展開する。

畜産農家へサツマイモ基腐病対策の連携を提案

7月14日に開催した「べぶ講座」において,畜産経営者,関係機関へサツマイモ基腐病対策について作物普及員が情報提供した。病気の特性や技術・経営課題,更に,飼料作物畑地と基腐病の被害の大きなほ場の交換が防除に効果的であること,畜産の夏作飼料生産にもメリットがあることを説明。地域の農家からの相談を受けてもらうことや堆肥の多用を日頃から避けること等を提案した。今後,双方の農家の話合い活動を支援していく。

サツマイモ基腐病対策における健全苗確保状況を把握

6月下旬~7月上旬の6日間,曽於市と志布志市での農地耕作条件改善事業説明会にのべ140人の農業者が出席した。普及課からは,サツマイモ基腐病対策における残渣分解や排水対策の必要性を強調後,昨年から重視している健全苗確保に向けた技術(種芋の伏せ込み前のなり首・尾部の切除と消毒作業)の実施状況を調査した。その結果,約7割が実施し病気の未発生苗床が倍増,実施者の半数が効果を実感していた。今後,効果の不明者や未実施者へ引き続き支援を行っていく。

畑かん器具もスマート(DX)化,技術員の畑かん研修

7月15日に,畑かん施設・営農推進研修会を開催し,曽於地域の農業系技術員等を対象とし39名が参加した。研修では,ダムの現地研修,室内研修,畑かん器具実演を行った。
実演会では,スマホで操作できる畑かん器具で,電磁弁を操作することで,時間や散水量で畑かん器具を開始停止すること等ができ,スマホが通じる場所であれば露地でも使用可能であることを紹介した。8月に,農家を対象とした実演会を予定している。

大崎町担い手育成農業研修事業がスタート

年から検討を進めてきた「大崎町担い手育成研修事業」の記念すべき第1回開講式が,7月1日大崎町内のホールで開催された。
研修制度の構築を始め,研修生の募集や研修農場の確保,受入農家の選定等,各課題をクリアしての開講式には,東町長を始め関係機関の代表者が出席し,制度の発足を祝すとともに,研修生の将来の農業担い手としての決意表明など厳粛な雰囲気の中進められた。
後,研修品目のピーマンの技術や基本的農家経営知識の習得の支援をしていく。

家族経営協定で経営の方向性明確化

7月12日,志布志市本庁で家族経営協定の調印式が開催され,市長,農業委員会,畑かんセンター立会いのもと,新規就農者など9戸が調印した。式では,経営方針決定や役割分担により,お互いが協力し経営発展を目指すことなど,代表者による決意表明がされた。関係機関では,今後も家族経営協定の推進を通して,よりよい農業経営に繋がる支援を行っていく計画である。

JA花き振興大会で輪ギクの経営改善を発表

6月24日,JA花き振興大会が県経済連大ホールで開催され,曽於市大隅町の若手花き農家が経営改善の事例発表を行った。今まで栽培していた輪ギクの市況を調査し,需要の変化を察知してスプレーギクに品目転換するとともに,労働力確保が厳しくなる中での省力化機器の導入などデータ活用による経営改善を図っている事例を発表した。データ収集から解析までの手法について今後も支援を行っていく計画である。

曽於ファームミーティングで楽しい農場づくりを学ぶ

7月8日,志布志市の国民宿舎ボルベリアダグリで,経営者クラブ曽於支部主催の曽於ファームミーティングが開催され,青年クラブや女性組織などを含めて34名参加し,楽しい農場づくりについて学んだ。
於支部では,令和元年度から聴くだけの講演や事例発表ではなく,ワークショップ型の研修会を開催しており,今回も5つのグループに分かれて,農場でのコミュニケーションなどについて意見交換した。今後も会員相互の研鑽の機会を増やして行く計画である。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部曽於畑地かんがい農業推進センター

電話番号:0994821736

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