更新日:2022年10月17日
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JAそお鹿児島の令和4年度産マンゴーの出荷実績がまとまった。
出荷量30.8t(前年比80%),販売金額83百万円(前年比89%),平均単価2,709円(前年比111%)の実績となった。平均単価は,過去10年で最高となったが,A品率が17.2%と低かった。当センターでは,施肥量の改善を提案しながら,A品率向上に向けた支援を行っていく。
大隅地域サツマイモ基腐病対策PT曽於地域作業部会は,8月30日に現地検討会を開催し,市町・JA,農研機構及び県関係機関の30名が出席した。現地では,新品種のみちしずくがコガネセンガンより病気の発生が少ない状況やJAそおが導入したキュアリング施設活用の蒸熱処理装置を視察し,意見交換を行った。今後は,品種の特性をまとめるとともに,種いもの確保と販売対策の検討及び蒸熱処理技術の再実証を行い,現地普及の方策を検討していく。
9月9日に,かごしま農業経営・就農支援センターによる専門家派遣を活用した法人化相談を実施した。今回は,肉用牛の繁殖・肥育一貫経営農家において税理士による継承方法や税務上の留意点等の助言を参考に,法人化の進め方を検討した。今後は,社会保険労務士の派遣を依頼し,社会保険や就業規則等も含めた就業環境整備の検討を行い,経営基盤強化に向けた法人化支援を行っていく。
8月25日,大崎町で高速2段局所施肥機を活用したキャベツ減肥栽培の現地実証を行った。高速2段局所施肥は,畝内の上から5cm及び15cmの部分のみに畝立てと同時に施肥を行う機械である。これまでの実証で,畑全面施肥後に畝立てを行う従来の栽培体系に比べ,施用窒素量は3割削減でき,作業工程は1工程(施肥散布作業)省略できる。収量,品質は従来と同等の結果を得られている。肥料高騰対策の一助になるよう,今後調査を進め,費用対効果の検討を行っていく。
9月9日,曽於市ゆず栽培同好会に関係機関等65名が出席して農作業安全対策に関する研修を出荷協議会に合わせ開催した。研修会では,農作業事故の発生状況,主な農作業機械の安全対策(トラクター,草払い機,脚立作業),作業機を装着した状態でのトラクターの公道走行と免許,熱中症対策について理解促進を図った。併せて,農作業労働負担軽減対策として,アシストスーツの活用に関する説明と実際に装着して負担軽減を実感してもらった。
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