更新日:2020年9月4日
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BFCは様々な品目の若手農業者14名で組織され,夏場のクラブ活動活性化やクラブ員の資質向上を目的として,甘藷の共同栽培に取り組んでいます。定植後は順調に生育していたものの,その後イノシシによるマルチの破損や苗の掘り起こし等の被害が見られたため,クラブ内で防止対策を協議し,協力して電気柵を設置しました。これを契機に同クラブは,鳥獣害対策や狩猟免許の取得などに積極的に取り組むことにしており,当センターでは各種研修会の案内や専門知識の定着支援を行っていきます。
さつまいも基腐病対策として病害抑制効果が期待されるカラシナ(※)栽培実証ほの実績を青年農業者がまとめました。春播き栽培における10aあたり生草収量は,堆肥施用区で4.8t,無施用区で0.6tとなり,堆肥施用によりカラシナの収量が増加しました。来年は,病害発生程度や収量結果で抑制評価を行うと共に,カラシナ栽培の面積拡大を図ります。※カラシナは,土壌中の病原菌や有害センチュウ密度を減らす有効成分(グルコシノレート)を含むアブラナ科作物として知られています。
JAあおぞらいちご専門部会は,農家戸数56戸,栽培面積10.78haと県内最大の生産者組織です。令和元年度の販売実績は,高温による出荷の前進化等により高単価の販売実績の出荷量が減少しましたが,3月以降も高単価で推移するなど前年度並みとなり,コロナ禍の影響は比較的少ないと考えられました。次年度作は,栽培期間を通じて安定的に花芽分化を促す管理を指導していきます。出荷実績は,出荷数量420t(前年比97%),販売金額498,734千円(同比95%)。
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