更新日:2023年2月20日
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1月17日,曽於中央家畜市場で,肉用牛増頭支援研修会「第3回元気が出る!べぶ講座」を開催し,技術・経営改善志向生産者33名を含む60名が参加した。「飼料増産対策」をテーマに,九州沖縄農業研究センターや日本草地畜産種子協会を講師に迎え,多収作付体系事例や優良品種紹介,取組事例を学んだ。生産者へのアンケートでは,増産対策に面積拡大や刈取回数を増やすなどの意見が多かった。今後,新品種の検討や新たな栽培体系導入等の実証を進め飼料増産の一助としたい。
1月12日,大隅野菜事業所でごぼう産地の維持活性化対策検討会を開催し,JA,中央会,農業開発総合C及び大隅野菜事業所等16名が参加した。産地の現状と課題に加え,12月に代表者が行った論点整理について説明を行った。その後,生産技術・品質の向上,連作障害対策について農業開発総合Cや振興係からそれぞれの課題に対してアドバイスを受けた。今後,大隅ごぼう団地担当者会後,1時間程度テーマを設けて産地活性化に向け検討を進める予定である。
1月18日,県酪志布志支所酪農青年部を中心とした乳質向上現地調査を行った。今回の調査では,新技術や省力化技術を導入して安心安全な生乳生産に取り組む青年部員の努力が見られた。購入飼料価格の高騰や子牛等副収入の減少が続く中,酪農経営は一層厳しくなり生産戸数が減少したことで,令和4年の支所管内生乳生産量は,前年に比べ1割減少した。今後も,乳牛の健康に配慮し安定した生乳生産の継続に向け支援する。
12月27日,サツマイモ基腐病共同プロジェクトの実績検討会を開催し,指導農業士2名,青年農業者7名が参加した。プロジェクトでは,青年11名で「基腐病研究会」を結成し,各自で基腐病対策を実施して「アグリノート」に記録する活動を行っている。検討会では各自が行った取組を発表し,指導農業士から助言・指導をもらうとともに,青年間で互いの取組について話し合い,次年度の対策を検討した。農業普及課からも基腐病対策技術や病害虫についての情報提供を行った。
1月11~20日にかけて,JAそお各支所の6カ所で甘しょ栽培講習会に総計173名の生産者が出席した。開催された。農業普及課からは,貯蔵前・伏せ込前の種いもの処理技術や被害が大きいほ場での対策を呼びかけるとともに,細菌による腐敗の多発やヒルガオハモグリガなど,サツマイモ基腐病以外の病害虫の防除についても情報提供を行った。また,講習会と同時にサツマイモ基腐病対策についてアンケートを行い,生産者の技術の定着度を調査した。
1月19,20日に九州・沖縄地区青年農業者会議が福岡で開催され,鹿児島県代表として曽於地区から意見発表の部に1名,プロジェクト発表の部に2名が出場した。いちご農家として就農した際の課題の克服やはくさいの端境期栽培の取組やサツマイモ基腐病軽減対策について発表し,堂々とした発表姿勢も高く評価された。また,3月に東京で開催される全国青年農業者会議に,プロジェクト発表の園芸・特産,土地利用型の部門で曽於地区の2名が九州代表として出場することが決定した。
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