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更新日:2022年12月14日

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令和4年11月の現地農業情報(肝属地域)

青年農業者3名が将来の夢や活動成果を語る!

10月28日,鹿屋市で肝属地区青年農業者会議が開催され,4HC会員,指導農業士や女性農業経営士,関係機関など40名が出席しました。鹿屋市の仮屋薗諒氏が「就農のきっかけと今後の目標」と題して意見発表し,鹿屋市串良の妹尾亜利抄氏が「子牛の発育改善による出荷成績の向上」,錦江町の中濵裕太氏が「周年栽培における土壌消毒」と題してプロジェクト活動の成果を発表しました。審査の結果,2月の県青年農業者会議で,仮屋薗さんと妹尾さんが,発表することとなりました。

なんぐう地区ピーマン青年研究会で単収向上に向けた取組開始!

んぐう地区ピーマン青年研究会「わけもんの会」では,今年産から,2週間に1回の生育調査結果と環境モニタリングデータに基づき,生育指標を活用した栽培管理を行うこととしています。11月8日,会長ほ場にて生育調査方法を,JA鹿児島きもつき根占支所にて,他産地における取組成果の紹介,情報統合基盤の活用方法,及び環境制御装置の設定等について検討しました。農政普及課では,研究会員の単収向上に向けて,引き続き支援していきます。

わけもんの会

令和4年度東串良町園芸振興会ピーマン・きゅうり初荷出発式開催

11月8日,JA鹿児島きもつき東串良支所選果場にて,令和4年度東串良町園芸振興会ピーマン・きゅうり初荷出発式が開催されました。今年産の販売目標は,ピーマン・きゅうり併せて36億3千万円となっています。今年は,台風被害があったものの,生産者の努力により順調に生育しています。農政普及課では,今後も引き続き関係機関と連携し,販売目標の達成に向けた支援を行っていきます。

令和4年度鹿屋市鳴之尾牧場,秋の乳牛放牧がスタート

と秋の年2回行われる入牧式が,11月11日,鹿屋市鳴之尾牧場で開催されました。乳用牛育成牛56頭(委託酪農家9戸)が入牧し,26頭(同8戸)が下牧しました。この放牧は,強健性と連産性が期待される乳用牛の育成や,酪農家の育成にかかる労働力軽減等につながっています。さらに,飼料価格が高騰している中,飼料費の削減にも貢献しています。農政普及課では,引き続き,関係機関・団体と連携して,放牧地管理等の支援を行っていきます。

吾平地区さつまいも栽培研究会が研修会を開催

11月9日,鹿屋市鶴峯東ふれあいセンターで,研究会会員9名が出席し研修会が開催されました。当日は,収穫後の早期耕耘や育苗ハウスの土壌消毒など「今できること」と,次年産に向けたバイオ苗の大量増殖法を,農政普及課が説明しました。今年産は,サツマイモ基腐病の発生が少なかったですが,腐敗イモの発生が多かったため,活発な意見を交換しました。当研究会は,実証ほを設置するなどの活動を行っており,今後も引き続き,実績検討会などを支援していきます。

さつまいも新品種「みちしずく(九州200号)」は多収!

10月28日に大隅サツマイモ基腐病PTの,「みちしずく」実証ほの収量調査を行いました。当品種は,基腐病の抵抗性を有し,焼酎適性も高い特性があります。ほ場では,発病株率5%程度と低く,収量調査では,4トン/10aと収量も高かったです。また,いも離れも良く,作業性も良いことから,有望な品種と見込まれます。

大隅半島ノウフクコンソーシアムが関西の農福連携先進地を視察

11月17~19日,大隅半島ノウフクコンソーシアムが,関西の農福連携先進地視察研修を行い,会員等9名が参加しました。農業・林業,多数のカフェ・民泊施設の経営等をしている(社福)青葉仁会,農業やカフェの経営,ノウフクJASを取得しているさんさん山城,自然栽培農園やグループホームを運営するNPO法人縁活の取組を視察し,淡路景観園芸学校では,農福連携を研究している豊田先生の講話を拝聴しました。研修で学んだことを,今後の取組に生かせるよう支援していきます。

さんさん城山

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大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994522145

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