更新日:2020年4月2日
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1月28日かごしま障がい者共同受注センター主催による研修会が県下各地の障がい者福祉支援施設,管内農業法人や農業者,関係機関総勢75名の参加のもと開催されました。現地研修では,鹿屋市輝北町にある(株)農栄で,さつまいも選果選別作業での障がい者による作業状況を研修しました。室内研修では県庁障害福祉課からの講演後,活発な意見交換があり,閉会後,管内農業法人等3戸は複数の福祉支援施設と面談を行いました。今後,各戸の協議推移を注視し,必要な支援を講じていきます。
2月7日に東串良町役場で家族経営協定調印式が実施され,4戸の農家が締結しました。東串良町では毎年,農林水産課が中心となって協定の推進を実施しており,今年度は農業委員会と一緒に推進を図りました。政策支援(農業者年金)の活用と併せて効果的な取組ができ,農家の反応もよかったとのことで,今後,他の市町でも同じ取組ができるよう情報共有が必要です。管内では家族経営協定締結農家が442戸となり,農政普及課でも引き続き支援を行っていきます。
2月13日に錦江町役場で,肝属地域女性農業経営士会の総会と研修会が開催され関係機関を含めて40名が出席した。総会後は,海外研修報告と自主研修で紅茶の産地スリランカを訪ねた会員からの研修報告があり,その後は今年度初の試みでわが家の農産物・農産加工品を持ち寄った見本・展示市を開催した。会員が約20品目を持ち寄りPRを行う等,盛りだくさんの内容で盛況であった。会には若手女性組織「花蓮会」の会員も出席し,今後は組織交流を含めた活動が期待される。
1月31日に就農5年以内の若手肉用牛農家を中心に大隅地域肉用牛研修会を開催し,肝属・曽於の農家57名,関係機関38名の参加がありました。講師として鹿児島大学の窪田教授,曽於地区指導農業士で肉用牛一貫経営を営む吉村祐一氏,全国優良畜産経営管理技術発表会で農林水産大臣賞を受賞した(株)中野ファーム(中野紘平氏)の3名を招き,繁殖技術や新規就農者へのアドバイスをもらい,当課はスマート農業技術等の紹介を行いました。当地域では,今後も就農定着支援を継続します。
2月6日に南大隅町で令和元年度産タンカン出荷協議会が実施されました。今年度産の出荷計画は86t(昨年度出荷実績99t)となっており,昨年より少ない見込みです。出荷は2月下旬からの計画で,くみあい食品や東京方面に出荷される予定です。また,当日は令和2年産の栽培暦を配布し,ダニ等の防除対策を中心に説明しました。農政普及課では今後も関係機関と連携し,高品質果実生産に向けて支援をしていきます。
2月5日,肝属青年農業士会の主催で,明日の農業を語る若手農業者の会が開催され,地域の若手農業者36名に関係機関33名を含めた69名が出席し,「国及び本県における農業の現状と展望」について県農政課長の講演の後,活発な意見交換がなされました。参加者からは,「農業が置かれている現状を知ることで,自分たちがこれから目指すべき方向が見えてきた。」といった声が聞かれました。農政普及課では,今後も若手農業者の資質向上に向けた支援を行っていきます。
2月13日に志布志市で県青年農業者会議が開催され,肝属地区代表の上倉翔太氏がプロジェクト発表の部で最優秀賞を受賞しました。同氏は,ピーマンの土壌消毒法の違いが初期生育に及ぼす影響について発表し,調査研究内容だけでなく,研究成果を地域に波及するピーマン青年技術研究会の活動も評価されました。今後も,7月に沖縄県で開催される九州青年農業者会議での発表に向けて,資料の見直しや発表練習などの支援を継続していきます。
1月30日,県民交流センターで県フラワーコンテストが開催され,JAそお鹿児島のスプレーギク1点とソリダゴ1点が金賞,JA鹿児島きもつきのスプレーギク2点と串良町のトルコギキョウ1点が銀賞を受賞しました。ソリダゴは地域での新規導入品目であり,スプレーギクの銀賞受賞者は新規就農者であることから,産地のPRや更なる飛躍につながると期待しています。農政普及課では,今後も高品質な花き生産に向けて支援していきます。
2月17日,肝属地区花き振興会による流通販売研修会が開催され,関係機関を含めた12名が参加しました。鹿児島市内の花き業者3社を視察し,冠婚葬祭・小売りにおける消費の動向を学び,県内で生産された花きの魅力を感じている実需者がいることを改めて認識しました。参加した生産者は自らが栽培した花を持参し,実需者と切り前や草姿,品質について活発な意見交換を行いました。農政普及課は今後も肝属花きの売れる花づくりを支援していきます。
2月17日に東串良町ピ-マン環境制御研究会主催の先進地研修が行われ,農業者6名を含む11名が参加しました。当日は,志布志市で国のスマ-ト農業実証プロジェクトに取り組んでいる梅沢氏のハウスや宮崎県で最も収量を上げている串間市のせじやまハウス園芸を視察し,環境制御の先駆的取組を研修しました。地域でも若手を中心に環境制御への関心が高まっており,今回までの研修や実証成果を基に産地営農体系革新計画の策定を年度内に行う計画です。
2月20日になんぐう地区ばれいしょ専門部会が,部会役員,市場関係者,関係機関等80名が参加しての安全祈願祭,出荷協議会を開催しました。2年連続の単価安,高齢化で面積は減少しているが,「今年こそは」という意気込みのもと今年度目標数量3,200t,販売額57,500万円達成に向けて協議を行いました。今後4月上中旬が出荷ピークの見込みであり,生産者,関係者一体となり計画出荷と病害防除の徹底により目標達成を図ります。
1月下旬から,肝属管内では市町単位の振興会,茶青年等任意組織の総会が随時開催されました。各総会の中では,引き続き厳しい状況が想定されることから,基本技術を遵守し,欠陥茶を作らないという趣旨での意見交換が交わされました。その中において,農政普及課からは,令和2年産一番茶から始まる「お知らせ旗」について重点的に説明しました。導入時は様々なトラブル等が発生すると想定されますが,生産者とともにドリフト対策のモデルとなるよう支援していきます。
2月12日の大隅ごぼう団地担当者会で,部会の「若掘りごぼう」を「かごしまブランド」申請に向けた検討を行い,今年度内に申請することとなりました。農政普及課としては,部会員への技術・経営等の支援を継続していきます。
2月24日にJA鹿児島きもつきの加工用かんしょ出荷反省会があり,基腐病により単収の下がったほ場が多かったことが報告されました。その対策として,農政普及課から,育苗床消毒による無病苗の増殖と,本ぽで病害を広げないための管理技術について説明を行いました。基腐病の菌を寄せ付けない栽培について農家へ実践してもらうよう指導していきます。
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