更新日:2024年10月1日
ここから本文です。
担い手が減少している中,関係機関が連携して担い手の発展段階に応じた技術,経営,資金等の支援を行うことを目的に,管内各市町毎(8月26日,8月30日,9月2日)に担当者会を実施しました。会では,認定農業者,新規就農者等の経営等の現状を共有し,具体的な支援対象者を明確にしました。また,経営継承等の課題も挙がり,現在の営農や施設等の活用に関する調査の情報提供もありました。
曽於畑かんセンターでは,新規就農者の定着,円滑な経営継承など,地域を担う担い手の育成に向け今後も連携を図っていきます。
資材価格の高騰により就農時の営農資金が増加し,就農準備・資金管理の必要性が高まっていることから,9月4日に曽於市で,新規就農者や就農予定者を対象に就農準備・資金管理に関する研修会を開催しました。日本政策金融公庫鹿児島支店から就農準備について,曽於畑かんセンターから通帳や決算書に基づく資金管理について説明を行いました。参加者の理解度・関心は高く,研修を今後も行ってほしいとの要望が多く寄せられました。
曽於畑かんセンターでは引き続き,新規就農者の経営管理能力向上に向け支援していきます。
8月20日,曽於市の新ごぼう作付予定地で畑かん散水器具等実演会を実施し,受益農家や関係機関34人が参加しました。基礎水散水後のほ場や噴射ホース,レインガンでの散水方法,スマホで操作できるコントローラーやホース巻取機の操作など,散水器具の取扱いについて実演を交えて説明しました。
夏場の高温時期は,降雨量が少ないと秋冬作の播種や定植作業の遅れなどに繋がるため,畑かんを有効活用した営農体系構築に向け,曽於畑かんセンターでは今後も,受益農家に対して水利用技術の推進活動を展開していきます。
8月23日,志布志市内において,曽於地区茶業青年同志会による本年産荒茶求評会及び意見交換会が開催され,会員12人が参加しました。求評会では,栽培・製造上の課題や今後の活動方針等について情報交換を行い,意見交換会では,会員同士の活発な議論が交わされました。今回求評を行った荒茶は仕上げ加工を行い,今冬,PR販売会を行うこととしています。
今後も曽於畑かんセンターでは,曽於地区茶業青年の活動支援を通じた曽於茶業の発展に向けて,関係機関と連携して取り組んでいきます。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください