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ホーム > 地域振興局・支庁 > 大隅地域振興局 > 産業・労働 > 農業 > 普及情報 > 令和6年7月の現地農業情報(曽於地域)

更新日:2024年8月1日

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令和6年7月の現地農業情報(曽於地域)

家族経営協定で経営方針の明確化

7月8日,志布志市で,家族経営協定の調印式が開催され,市,農業委員会,畑かんセンター立会いのもと,新規就農者2戸が調印しました。式では,経営方針の決定や役割分担により,お互いが協力して経営発展を目指すなど,それぞれが決意表明を行いました。引き続き,曽於畑かんセンターでは,曽於市や大崎町においても,経営開始や経営を見直す機会と合わせてよりよい農業経営に繋がるよう,家族経営協定を経営発展のツールとして関係機関と連携し支援を行っていきます。

新規就農者励ましの会で,新たな担い手を支援

7月に各市町で新規就農者励ましの会が新規就農者25人を対象として開催されました。市町別では曽於市6人,志布志市14人,大崎町5人で,作目別では肉用牛7人,露地野菜6人,ピーマン5人,茶,マンゴー等7人でした。また,志布志市(2組4人)の農業研修事業の修了式も併せて行われました。
会終了後に開催した第1回農業基礎講座では,指導農業士,女性農業者組織,農業青年クラブの活動紹介等を行いました。引き続き,曽於畑かんセンターでは,関係機関と連携し新規就農者確保に向けて支援していきます。

九州・沖縄地区青年農業者会議に曽於地域から2名が発表

7月17日,18日に令和6年度九州・沖縄地区青年農業者会議がR6青年農業者会議集合写真宮崎市民文化ホールで開催されました。管内からは2人の青年が,プロジェクト活動を通じて,自ら創意工夫した研究活動の成果について発表しました。惜しくも受賞は逃しましたが,各地区の青年の活動成果発表を聞く良い機会となり,自営の更なる発展に向けた意欲を高める青年が多く見られました。今後も曽於畑かんセンターでは,全国青年農業者会議の参加を目指し,青年のプロジェクト活動の支援を進めていきます。

肉用牛経営発展支援研修会「元気が出る!べぶ講座を開催

7月22日,曽於中央家畜市場で「第1回元気が出る!べぶ講座」を開催し,生産者など約40人が参加しました。室内研修では,県肉用牛改良研究所が「適正交配」について,県畜産試験場が「自給飼料生産」について講演を行いました。現地研修では,曽於市末吉町の「ディスクハローを用いたスーダングラスの省力播種」の実証ほを視察しました。参加者は,子牛の商品性向上に向けて母牛の近交係数を把握する重要性や自給飼料生産の省力化に関心を示し,経営を見直す機会となりました。

「べぶドック」検査結果について関係機関で検討

7月16日,経営体支援農家で,県共済組合曽於支所が実施したべぶドック(代謝プロファイルテスト)の結果について検討しました。血液中の成分,特に遊離脂肪酸やBUNの値から,飼料給与の課題が見え,母牛の栄養管理改善により,子牛の疾病や事故低減への今後の経営改善の方向性を検討することができました。今回の結果や検討事項を踏まえ,曽於畑かんセンターでは引き続き関係機関と連携し,経営安定に向けた支援を行っていきます。

夏の風物詩,やごろう西瓜出荷開始と令和5年産白菜生産販売実績

7月9日,大隅町で,JAそお鹿児島「やごろう西瓜出荷協議会及び令和5年産白菜生産販売反省会」が開催されました。生産者23人や関係機関が参加し,生産販売計画等が承認されました。令和6年産西瓜は,大玉が8戸約11ha,小玉が10戸約4haで生産され,鹿児島や宮崎の8市場で販売予定です。
令和5年産秋冬白菜は,23戸約134haで生産され,暖冬により出荷が早まり多収傾向で,販売量10,978t(前年比115%),単価573円(前年比98%)でした。今後も曽於畑かんセンターでは,安定・安全出荷を支援していきます。

JAそお鹿児島ピーマン専門部会総会が開催

7月9日,志布志市内で,JAそお鹿児島ピーマン専門部会総会が開催されました。生産者52人を含む関係機関併せて90人の参加があり,単収や品質等に関する個人表彰の後,活動実績・計画や次年度の役員体制が承認されました。
令和5年度作は,生産者数102人,栽培面積28.4ha,販売量3,728.6t(前年比107%),販売額2,048,594千円(前年比112%),単価549円/kg(前年比105%)の実績となりました。今後,曽於畑かんセンターでは,部会員全員がIPM技術を導入し,安心・安全なピーマンを消費者に届けられるよう支援を行っていきます。

有機てん茶やドリンク用荒茶生産による収益確保

曽於地区の二番茶は,煎茶の取引価格が低迷しているため,主に有機栽培のてん茶や国内向けのドリンク用荒茶を生産し,収益確保に取り組んでいます。今年度の二番茶は,5月下旬から一番茶摘採後47~50日で生産を開始し,前半は好天により順調でした。一方,後半は一番茶が摘み遅れにより多収となった悪影響から減産傾向となり,降雨による病害発生も一部見られました。今後も曽於畑かんセンターでは,関係機関・団体と連携し,茶農家の経営安定に向けた取組を支援していきます。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部曽於畑地かんがい農業推進センター

電話番号:099-482-1736

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