更新日:2025年6月5日
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4月6日,錦江町茶業振興会大根占支部は,製造の基本を学び,高品質なお茶の生産につなげるため,青年も参加した一番茶製造講習会を,数年ぶりに開催しました。会では,普及指導員が「製茶機械の役割と設定方法,各工程のお茶の状態」について指導を行いました。青年等は,理論を理解するとともに,五感(見て,触れて)での確認や積極的な意見交換を行った結果,天候に関わらず高品質な茶の生産につながっています。農政普及課では,引き続き,人材の育成と安定した茶業経営を支援していきます。
4月11日,鹿屋市鳴之尾牧場で春の入牧式が開催されました。鳴之尾牧場は,市内酪農家の乳子牛を預かって育成し,妊娠牛として酪農家に返す預託事業を行っています。今回は,酪農家9戸から45頭を預かる一方で,25頭を返しました。山腹にある牧場で飼育することで,肢蹄が鍛えられ,強健性と連産生が期待されるとともに,酪農家の労働力軽減や飼料費の低減にもつながっています。農政普及課では,引き続き,関係機関・団体と連携して放牧地管理等の支援を行っていきます。
園芸振興協議会肝属支部では,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ本県育成の新品種「しまあかり」の現地実証を,南大隅町6ほ場,錦江町3ほ場の計9ほ場で行っています。本年2~4月には収穫調査を行い,「収量性はニシユタカと同等以上」であったことを関係機関で確認しました。実証農家も「しまあかりは食味が良く,収量がニシユタカより多い。本格導入したい。」と高評価でした。農政普及課では,関係機関・団体と連携して「しまあかり」の導入に向けた支援を行います。
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